特許
J-GLOBAL ID:200903067604402037

元素分析用前処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-246547
公開番号(公開出願番号):特開2008-070134
出願日: 2006年09月12日
公開日(公表日): 2008年03月27日
要約:
【課題】元素分析装置における炭素・窒素安定同位体比等の検出能力を向上させることができる元素分析用前処理装置を提供すること。【解決手段】元素分析用前処理装置2は、試料中の元素を分析装置3で分析する測定用の測定ガスを生成するための装置であり、試料を供給するオートサンプラ21と、反応ガスを供給するための酸素ガスボンベ5と、試料を酸素ガスボンベ5から供給された反応ガスによって燃焼させてガス化させる燃焼部22aと、この燃焼部22aの下流側に形成され酸化剤23を入れた酸化カラム部22bとを有する酸化管22と、試料ガスを還元させる還元剤25を入れた還元管24と、を備えている。酸化管22は、燃焼部22aの流路断面積S1を酸化カラム部22bの下流部22dの流路断面積S2より大きく形成している。還元管24は、流路断面積S3を燃焼部22aの流路断面積S1より小さく形成している。【選択図】図2
請求項(抜粋):
試料供給手段から供給された試料を、反応ガス供給手段から供給された反応ガスにより燃焼炉内において燃焼させてガス化することで試料ガスを生成し、さらに、この試料ガスを管内の酸化剤で酸化させるための酸化管と、 この酸化管に接続され当該酸化管内で酸化した前記試料ガスのうち二酸化窒素を前記燃焼炉内において窒素ガスに還元させる還元剤を入れた還元管と、 この還元された試料ガスを分析用成分の測定ガスに分離して所定の時間間隔で分析手段に供給するガスクロマトグラフと、 を備えて、前記測定ガス中の元素を分析する前記分析手段に、前記ガスクロマトグラフで生成した前記測定ガスをオープンスプリットを介して供給する元素分析用前処理装置において、 前記酸化管は、前記試料が前記反応ガスによって燃焼される燃焼部と、この燃焼部の下流側に形成され前記酸化剤が充填された酸化カラム部とを有すると共に、 下流側よりも大きく形成された上流側の流路断面積でなる大径部と、この大径部より下流側に形成され前記上流側の流路断面積より小さい流路断面積でなる小径部と、を有することを特徴とする元素分析用前処理装置。
IPC (2件):
G01N 31/00 ,  G01N 31/12
FI (4件):
G01N31/00 Y ,  G01N31/00 D ,  G01N31/00 F ,  G01N31/12 A
Fターム (19件):
2G041CA01 ,  2G041EA12 ,  2G041FA03 ,  2G041FA05 ,  2G041FA22 ,  2G041FA24 ,  2G041JA02 ,  2G041LA08 ,  2G042AA01 ,  2G042BA01 ,  2G042BA05 ,  2G042DA03 ,  2G042DA04 ,  2G042EA02 ,  2G042FA04 ,  2G042FA05 ,  2G042FB04 ,  2G042GA01 ,  2G042HA03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公平3-15984号公報(第1図)
審査官引用 (7件)
  • 特公平3-015984
  • 特開昭57-108749
  • ガスクロマトグラフ質量分析システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-357029   出願人:株式会社島津製作所
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