特許
J-GLOBAL ID:200903067630312402

マイクロ波エネルギーを用いたリチウム二次電池用陽極材料の調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-540354
公開番号(公開出願番号):特表平11-511290
出願日: 1997年05月04日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】本発明は、マイクロ波を利用してリチウム二次電池用陽極材料を調製する方法に関する。Co、Ni,Mn、Cr、Ti、V、Sc、FeとLiの酸化物、水酸化物或いは塩を原料として使って、Li1+xM1-yM’ωO4-z(xは-1〜5、yは-1〜1、ωは0〜6、zは-8〜3)の組成比に従って原料を秤採り、均一に混合して前駆体を調製する。係る前駆体をマイクロ波を透過させる断熱材料で作られた容器に入れ、周波数が0.3〜300GHz、波長が1mm〜1mのマイクロ波オーブン内に置く。1分〜5時間、500°C〜1000°Cで加熱合成した後、オーブン内で冷却させてリチウム二次電池用陽極材料が調製される。本方法は、省エネルギーであって、加熱合成工程におけるリチウムの損失を低減し、材料組成の安定性を保証する。
請求項(抜粋):
マイクロ波エネルギーを用いてリチウム二次電池用陽極材料を調製する方法であって、遷移金属のM、M’=Co、Ni、Mn、Cr、V、Ti、Sc、Feとリチウムの酸化物、水酸化物あるいは塩を原料にして従来の混合方法で前記原料を均一混合して前駆体とし加熱合成する調製方法であって、 陽極材料の組成は、Li1+xM1-yM’ωO4-zの組成比に従い、ここにおいて、xは-1〜5、yは-1〜1、ωは0〜6、zは-8〜3であって、M、M’はCo、Ni、Mn、Cr、V、Ti、Sc、Feを表すものであって、 前駆体をペレット状にし又は固めないままの状態で、マイクロ波を透過する断熱材料と耐高温ガラスとから作られた容器に入れ、さらに、マイクロ波周波数が0.3〜300GHz、マイクロ波波長が1mm〜1mの単一モード又はマルチモード・マイクロ波オーブン内に置いて、保温時間として1分〜5時間、500°C〜1000°Cで加熱合成して、その後オーブン内で冷却させる調製方法。
IPC (4件):
H01M 4/58 ,  C01G 45/12 ,  C01G 51/00 ,  H01M 4/02
FI (4件):
H01M 4/58 ,  C01G 45/12 ,  C01G 51/00 A ,  H01M 4/02 C
引用特許:
審査官引用 (2件)

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