特許
J-GLOBAL ID:200903067723754324

一方向炭素繊維プリプレグ材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-159298
公開番号(公開出願番号):特開2005-014600
出願日: 2004年05月28日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】 離型紙からの浮き上がりの少ない一方向炭素繊維プリプレグ材を得る。【解決手段】 複数本の炭素繊維束を一方向に互いに並行するように引き揃えてなる炭素繊維シートの上下両面に、少なくとも一方がマトリクス樹脂塗布離型紙である離型紙を重ね合わせ、重ね合わせ体を含浸ロールに通し、炭素繊維シートに離型紙上のマトリクス樹脂を転移、含浸して一方向炭素繊維プリプレグとした後、上側の離型紙を剥ぎ取り、一方向炭素繊維プリプレグを下側の離型紙ごとロール状に巻き取るに際し、炭素繊維束の張力Tfを5〜200g/1,000フィラメントの範囲内に維持し、含浸ロールに至る上側の離型紙の張力Tuを10〜30kg/mの範囲内に維持するとともに下側の離型紙の張力Tsを1〜5kg/mの範囲内に維持し、かつ、下側の離型紙の巻取張力Twと下側の離型紙の張力Tsとの比Tw/Tsを0.75〜1.2の範囲内に維持する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
複数本の炭素繊維束を一方向に互いに並行するように引き揃えてなる炭素繊維シートの上下両面に、少なくとも一方がマトリクス樹脂塗布離型紙である離型紙を重ね合わせ、重ね合わせ体を含浸ロールに通し、炭素繊維シートに離型紙上のマトリクス樹脂を転移、含浸して一方向炭素繊維プリプレグとした後、上側の離型紙を剥ぎ取り、一方向炭素繊維プリプレグを下側の離型紙ごとロール状に巻き取るに際し、炭素繊維束の張力Tfを5〜200g/1,000フィラメントの範囲内に維持し、含浸ロールに至る上側の離型紙の張力Tuを10〜30kg/mの範囲内に維持するとともに下側の離型紙の張力Tsを1〜5kg/mの範囲内に維持し、かつ、下側の離型紙の巻取張力Twと下側の離型紙の張力Tsとの比Tw/Tsを0.75〜1.2の範囲内に維持することを特徴とする一方向炭素繊維プリプレグ材の製造方法。
IPC (1件):
B29B15/14
FI (1件):
B29B15/14
Fターム (16件):
4F072AA04 ,  4F072AA07 ,  4F072AB10 ,  4F072AB22 ,  4F072AD23 ,  4F072AG03 ,  4F072AG18 ,  4F072AH26 ,  4F072AH44 ,  4F072AJ04 ,  4F072AJ22 ,  4F072AJ37 ,  4F072AJ40 ,  4F072AK05 ,  4F072AL04 ,  4F072AL05
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • プリプレグ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-238211   出願人:三菱レイヨン株式会社
  • プリプレグ材の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-045974   出願人:東レ株式会社

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