特許
J-GLOBAL ID:200903067724923782

パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-074618
公開番号(公開出願番号):特開2001-260917
出願日: 2000年03月16日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 流量制御弁Vで制御される制御流量QPを、パワーシリンダ8やステアリングバルブ9などの出力側が要求する流量に近い値にして、ポンプの駆動トルクを抑え、省エネ制御をする。また、高速走行時であっても、ステアリングを急操作したときには、安全の範囲を限界として、応答性を上げられるようにする。【解決手段】 高速走行時には、操舵角θを基準にしてソレノイドの励磁電流Iを決める。低速走行時には、操舵角速度ωを基準にしてソレノイドの励磁電流Iを決める。ただし、高速走行時に、ステアリングを急操作したときには、操舵角速土曜電流指令値I4を限界値としながら、その応答性を高めるようにする。
請求項(抜粋):
本体にスプールを組み込み、このスプールの一端を、ポンプポートに常時連通する一方のパイロット室に臨ませ、スプールの他端を、スプリングを介在させた他方のパイロット室に臨ませ、上記一方のパイロット室の下流側にオリフィスを設け、このオリフィスを介してパワーシリンダを制御するステアリングバルブに圧油を導く一方、上記オリフィスの上流側の圧力を上記一方のパイロット室のパイロット圧とし、下流側の圧力を上記他方のパイロット室のパイロット圧とし、両パイロット室の圧力バランスでスプールの移動位置を制御するとともに、その移動位置に応じて、ポンプの吐出量を上記ステアリングバルブ側に導く制御流量QPと、タンクまたはポンプに還流させる戻り流量QTとに分配する構成にしたパワーステアリング装置において、上記オリフィスは、ソレノイドの励磁電流Iに応じて開度を制御する可変オリフィスとするとともに、この可変オリフィスのソレノイドの励磁電流Iを制御するコントローラを設け、かつ、このコントローラには操舵角センサーを接続し、この操舵角センサーからの操舵角に応じた操舵角θと操舵角速度ωとを演算または記憶する一方、コントローラは、これら操舵角θに応じたソレノイド電流指令値I1および操舵角速度ωに応じたソレノイド電流指令値I2を記憶または演算するとともに、操舵角θに応じたソレノイド電流指令値I1と車速に応じた操舵角用電流指令値I3とを積算する一方、操舵角速度ωに応じた上記電流指令値I2 は、車速信号に応じた操舵角速度用電流指令値I4を限界値とし、しかも、ソレノイド電流指令値I1とI3との積算値と、ソレノイド電流指令値I4を限界値とするソレノイド電流I2との大小を判定し、その大きい方の値を基に可変オリフィスのソレノイドの励磁電流Iを制御する構成にしたパワーステアリング装置。
IPC (5件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/07 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D117:00
FI (5件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/07 B ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D117:00
Fターム (7件):
3D032CC12 ,  3D032CC49 ,  3D032DA03 ,  3D032DA09 ,  3D032DA23 ,  3D032EC04 ,  3D033EB07
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-218478
  • 流量制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-224645   出願人:豊田工機株式会社, トヨタ自動車株式会社

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