特許
J-GLOBAL ID:200903067728652430

味検査方法および味検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-304232
公開番号(公開出願番号):特開2002-107339
出願日: 2000年10月03日
公開日(公表日): 2002年04月10日
要約:
【要約】【課題】 渋味、苦味、収斂味を呈する物質の味の強さを官能検査に頼らずに正確に且つ効率的に把握できるようにする。【解決手段】 渋味、苦味、収斂味を呈する物質に選択的に応答する分子膜のうち、少なくともプラスの電荷をもつ脂質からなる分子膜とマイナスの電荷をもつ脂質からなる分子膜を含む複数の分子膜を用いて味の強さが異なるサンプル液の応答を調べ、その応答結果と味の強さとを関係付けるパラメータを求める。そして、測定対象液に対する複数の分子膜の応答結果とパラメータとによって、測定対象液の味の強さを求める。
請求項(抜粋):
高分子材、脂質および可塑剤を混合して所定厚さに形成され、液体中の渋味、苦味、収斂味を呈する物質に選択的に応答して膜電位が変化する分子膜のうち、少なくとも前記脂質がプラスの電荷を有する分子膜と前記脂質がマイナスの電荷を有する分子膜とを含む複数の分子膜を用いて、渋味、苦味、収斂味を呈しその味の強さが異なる複数のサンプル液の応答を求める段階と、前記求めた応答値と、前記各サンプル液の実際の味の強さとを関係づけるパラメータを求める段階と、前記複数の分子膜を用いて渋味、苦味、収斂味を呈しその味の強さが未知の測定対象液の応答をそれぞれ求める段階と、測定対象液に対する前記複数の分子膜の応答値と前記パラメータとに基づいて測定対象液の味の強さを求める段階とを含む味検査方法。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/40
FI (2件):
G01N 27/40 ,  G01N 27/46 341 M
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平3-163351
  • 特開平3-054446
  • 苦味の測定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-070758   出願人:アンリツ株式会社, 都甲潔
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-163351
  • 特開平3-054446

前のページに戻る