特許
J-GLOBAL ID:200903067765790827
核酸及び核酸単位の検出
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-507358
公開番号(公開出願番号):特表平11-510385
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】発明は、標的を含むが、またはそれから直接に誘導されるSER(R)S-活性複合体についてSER(R)Sスペクトルを得ることによる、試料中の標的核酸または核酸単位の検出に関する。該複合体は、少なくともSER(R)S-活性標識、及び場合により核酸または核酸単位を含む標的結合分子種を含む。この検出方法において、SER(R)S-活性複合体に存在する標的、またはSER(R)S-活性複合体の標的結合分子種に含まれる核酸または核酸単位の濃度は、リットル当たり10-10モルより高くない。付加的または別法として、以下の特徴が該方法と共に使用され得る:i)ポリアミンの導入;ii)SER(R)S-活性表面に対する化学吸着を促進または容易にすべく、標的及び/または標的結合分子種に含まれる核酸若しくは核酸単位の修飾;iii)SER(R)S-活性標識中の化学吸着官能基の包含。本発明は、このような方法において使用するためのSER(R)S-活性複合体、該方法に実施において、若しくは該複合体の調製において使用するためのキット、並びに少なくとも一つの標的ヌクレオチドまたは核酸内のヌクレオチド配列を検出するために該検出方法を使用することを含む核酸配列決定方法をも提供する。
請求項(抜粋):
試料中の標的核酸または核酸単位の存在の検出方法であって、該方法は、(任意の適切な順にて)次の工程:a)SER(R)S-活性標識及び試料中に存在する任意の標的との間で、場合により核酸または核酸単位を含む標的結合分子種を介して、第一の複合体を形成し;b)該第一の複合体、または標識及び標的結合分子種を含み該第一の複合体から直接に誘導される第二の複合体が、SER(R)S-活性表面に結合される検出試料を調製し;並びにc)該検出試料についてSER(R)Sスペクトルを得て分析することにより、該検出試料中の第一または第二の複合体(及びその結果としてもとの試料中の標的)の存在を検出する、を含んでなり、ここにおいて該検出試料中の第一の複合体に存在する標的、または第二の複合体の標的結合分子種に含まれる核酸若しくは単位の濃度が、リットル当たり、10-10Mを越えないことを特徴とする試料中の標的核酸または核酸単位の存在の検出方法。
IPC (5件):
C12Q 1/68
, C07D249/18
, C12N 15/09
, G01N 33/543 595
, G01N 33/566
FI (5件):
C12Q 1/68 A
, C07D249/18
, G01N 33/543 595
, G01N 33/566
, C12N 15/00 A
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
J. Toxicol. Environ., 1993, Vol.40, pp.195-202
-
Analyst, 199504, Vol.120, pp.993-1003
-
J. Raman Spectroscopy, 1983, Vol.14, No.6, pp.386-394
前のページに戻る