特許
J-GLOBAL ID:200903067797180630

オルタネータ用駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-327822
公開番号(公開出願番号):特開2001-141036
出願日: 1999年11月18日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 回転軸3とスリーブ8aとの嵌合部にフレッチング摩耗が発生するのを防止し、優れた耐久性を有する構造を実現する。【解決手段】 上記スリーブ8aの中心孔9aのうち、円孔部19aと上記回転軸3の先端部とを嵌合させる。この回転軸3の先端面に形成したねじ孔21に抑えボルト22を螺合し、緊締する。この抑えボルト22の頭部23の基端部に一体に設けた鍔部24を、上記中心孔9aの先端部を構成する係止孔部11aに、軸方向の移動のみ自在に係合させて、上記回転軸3とスリーブ8aとの相対回転を防止する。上記中心孔9aに雌ねじ部を形成する必要がなくなる分、上記回転軸3とスリーブ8aとの嵌合部の軸方向長さを大きくして、上記課題を解決できる。
請求項(抜粋):
オルタネータの回転軸と、その中心孔にこの回転軸を内嵌する事により、この回転軸の先端部に外嵌支持したスリーブと、外周面にベルトを掛け渡す為のベルト溝を有し、このスリーブの周囲にこのスリーブと同心に配置された従動プーリと、これらスリーブの外周面の軸方向中間部と従動プーリの内周面の軸方向中間部との間に設けられ、この従動プーリが上記スリーブに対し所定方向に相対回転する傾向となる場合にのみこれら従動プーリとスリーブとの間での回転力の伝達を自在とする一方向クラッチと、この一方向クラッチを軸方向両側から挟む位置で上記スリーブの外周面と上記従動プーリの内周面との間に設けられ、この従動プーリに加わるラジアル荷重を支承しつつこれらスリーブと従動プーリとの相対回転を自在とする1対のサポート軸受とを備えたオルタネータ用駆動装置に於いて、上記スリーブの中心孔のうち、上記オルタネータと反対側端部である先端部を除く部分は、上記回転軸ががたつきなく且つ回転自在に嵌合する円孔部であり、残り部分である上記先端部は、断面形状が非円形で最大内接円の直径が上記円孔部の内径よりも大きな係合孔部であり、これら円孔部と係合孔部との境界部分には段差部が存在しており、上記回転軸の先端面にはねじ部が、この回転軸と同軸に設けられており、このねじ部に螺合したねじ部材には、上記段差部に突き当て自在の鍔部が固設されており、この鍔部の外周縁は上記係合孔部の内周面に、上記回転軸の軸方向の変位自在に且つ上記スリーブに対する相対回転不能に係合しており、上記ねじ部に上記ねじ部材を螺合し更に緊締する事により、上記スリーブを上記回転軸の先端部に固定している事を特徴とするオルタネータ用駆動装置。
IPC (4件):
F16H 55/36 ,  F16D 1/06 ,  F16D 41/06 ,  H02K 7/10
FI (4件):
F16H 55/36 A ,  F16D 41/06 F ,  H02K 7/10 D ,  F16D 1/06 S
Fターム (17件):
3J031AC10 ,  3J031BA08 ,  3J031CA02 ,  5H607AA04 ,  5H607BB02 ,  5H607BB04 ,  5H607BB14 ,  5H607CC01 ,  5H607CC03 ,  5H607CC09 ,  5H607DD02 ,  5H607DD03 ,  5H607DD19 ,  5H607EE02 ,  5H607FF24 ,  5H607GG01 ,  5H607GG08
引用特許:
審査官引用 (1件)

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