特許
J-GLOBAL ID:200903067806232869

ラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-363471
公開番号(公開出願番号):特開2001-180225
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】 ロードノイズ、高速耐久性及び操縦安定性を両立しつつ、ロードノイズの一層の低減を図る。【解決手段】 ベルト層20の外周側にPEN繊維コードを含んだスパイラル構造のベルト補強層22をトレッド部全体に配設する。トレッド部16のベースゴム16Aのヤング率Eを大きく設定(100×105 〜150×105 Pa)し、ベースゴム16Aの半幅βWをベルト半幅BWの55〜80%に設定する。キャップゴム16Bは、ベースゴム16Aの端部よりタイヤ幅方向外側へ延ばしてベルト層20の端部を覆うように設け、損失係数tanδを大きく設定(0.3〜0.5)する。ヤング率の大きな上記幅のベースゴム16Aによりトレッド部16全体が振動し難くなり、振動の腹となるベルト層20の両端部付近は損失係数の大きなキャップゴム16Bに覆われているので振動が効果的に吸収される。
請求項(抜粋):
一対のビード部と、両ビード部にトロイド状に跨がると共に端部がビードコアの回りをタイヤ内側から外側へ巻き上げられるカーカスと、前記カーカスのクラウン部に位置するトレッド部と、前記カーカスのサイドウォール部と、を備えると共に、前記トレッド部の内側に配置された少なくとも二層のベルト層の外周側に少なくとも一枚よりなるベルト補強層をトレッド部全体及び/又は両端部に配設し、前記ベルト補強層が繊維コードを複数本含むゴム引きされた狭幅のストリップを前記コードがタイヤ周方向に実質上、平行になるようにラセン状にエンドレスに巻きつけることにより形成されるラジアルタイヤであって、前記ベルト補強層コードが有機繊維コードからなり、かつ前記有機繊維コードが50±5°Cにおいて、1.4g/d荷重下の伸度が1.5%以上2.5%以下であり、かつ170±5°Cにおいて、0.7g/d荷重下の伸度が2.0%以上3.3%以下であり、前記トレッド部は、各々タイヤ赤道面を中心としてタイヤ幅方向両側へ延びるベルト層側のベースゴムと、前記ベースゴム全体を覆いかつ前記ベルト層の幅方向端部よりも更にタイヤ幅方向外側へ延びる踏面側のキャップゴムとの2層構造であり、前記ベルト層の半幅をBW、前記ベースゴムの半幅をβWとしたときに、55%≦βW/BW≦80%を満足し、前記キャップゴムの30°Cにおける損失係数tanδは前記ベースゴムの30°Cにおける損失係数tanδより大きく、前記ベースゴムの30°Cにおけるヤング率E’は前記キャップゴムの30°Cにおけるヤング率E’よりも大きく設定されていることを特徴とするラジアルタイヤ。
IPC (4件):
B60C 9/22 ,  B60C 9/00 ,  B60C 11/00 ,  D02G 3/48
FI (7件):
B60C 9/22 B ,  B60C 9/22 C ,  B60C 9/22 D ,  B60C 9/00 B ,  B60C 11/00 B ,  B60C 11/00 D ,  D02G 3/48
Fターム (3件):
4L036MA05 ,  4L036UA08 ,  4L036UA25
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る