特許
J-GLOBAL ID:200903067808558370

負圧式倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-255239
公開番号(公開出願番号):特開2003-063379
出願日: 2001年08月24日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】 緊急ブレーキ操作時において、作動音の低減を図った負圧式倍力装置を提供する。【解決手段】 プランジャ37のパワーピストン22に対する前方への相対移動量が所定値以上になった場合に、保持部材48と弁座部材40との係合が解除されて弁座部材40が後退し、キー部材32が後方に移動しても、プランジャ37の第2フランジ部35の前方端面35aとキー部材32の後方面32cとの間の弁座部材40の内側に弾性部材32a,32bが配設され、弾性部材32a、32bの変形により、第2フランジ部35の前方端面35aとキー部材32の後方面32cとの間で,両者の当接による作動音を低減するようにした。
請求項(抜粋):
内部に圧力室が形成されたハウジングと、前記ハウジングの内部に、前進及び後退可能に配設されると共に、前記圧力室を定圧室と変圧室とに区分する可動壁と、第1負圧弁座と半径方向孔とを有し、前記可動壁と一体化されるパワーピストンと、前記パワーピストンの内部に前記パワーピストンに対して前進及び後退可能に配設される入力ロッドと、第1フランジ部と第2フランジ部とを有し、前記入力ロッドに連結され、前記パワーピストンに対して前後方向に摺動可能に前記パワーピストンに嵌挿されると共に、大気弁座が形成されたプランジャと、前記可動壁の移動に伴う前記パワーピストンの推進力を装置外に出力する出力部材と、第2負圧弁座を有し、前記パワーピストンに対して前進及び後退可能で且つ前記第1負圧弁座と略同心の弁座部材と、前記パワーピストン内に配設され、前記第1負圧弁座に対向する可動部と該可動部と同心で配設される固定部とを有する弁機構と、前記プランジャの前記パワーピストンに対する前進量が所定値以上の場合に前記弁座部材を前記可動部に向けて所定量移動させる駆動手段と、前記プランジャの前記パワーピストンに対する前進量が所定値より小さい場合に前記弁座部材を前記パワーピストン内の所定位置に保持する保持手段と、前記保持手段を前記パワーピストンに係止する係止部材と、前記半径方向孔に挿通されると共に、前記プランジャの前記第1フランジ部と前記第2フランジ部との間を前後方向に移動し、前記プランジャの前記パワーピストンに対する前後方向移動量を規制するキー部材と、を備えた負圧式倍力装置において、前記第2フランジ部の前方端面と前記キー部材の後方面との間に弾性部材を配設したことを特徴とする負圧式倍力装置。
Fターム (4件):
3D048BB31 ,  3D048CC26 ,  3D048EE11 ,  3D048NN03
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ブレーキ倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-290269   出願人:自動車機器株式会社, 株式会社デンソー

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