特許
J-GLOBAL ID:200903067838777328
信号検波装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-145916
公開番号(公開出願番号):特開2000-341353
出願日: 1999年05月26日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】 超音波ドプラ診断装置の受信信号から複素信号を検波する際に、直交サンプリングによるとI成分信号とQ成分信号とが同時相とならない。【解決手段】 搬送波の位相とπ/4ずれ、かつπ/2の奇数m倍ずれたタイミングtnごとの受信信号のサンプリング値が取得される。余弦符号操作部174は、データレート変換部170から出力される各サンプリング値S(tn)=I(tn)cosθ(tn)-Q(tn)sinθ(tn)に対して、I(tn)の係数を一定の符号とする符号操作を行う。これにより、Q(tn)にはmπ/2ごとに符号が反転する係数が係ることになる。すなわち、Q(tn)に関する項は振動項となる。LPF184にて当該振動項を落とすことにより、I(tn)が取得される。一方、正弦符号操作部176では同じS(tn)に対してI(tn)に関する項を振動項とする操作が行われ、LPF194からはI(tn)と同時相のQ(tn)が出力される。
請求項(抜粋):
搬送波周波数f<SB>0</SB>の被変調信号を直交検波して得られる正弦波成分sinθ及び余弦波成分cosθ(位相角θは2πf<SB>0</SB>t)それぞれの振幅に基づいて、複素信号の実数成分信号と虚数成分信号を前記被変調信号から抽出する信号検波装置において、連続する整数変数nの各値に対し次の関係式【数1】mnπ/2<θ<SB>n</SB><(mn+1)π/2(但し、mは奇数定数)を満たす前記位相角の値θ<SB>n</SB>にてサンプリングクロックを発生するクロック発生器と、前記サンプリングクロックに同期して前記被変調信号をサンプリングするサンプリング手段と、cosθ<SB>n</SB>の正負に応じて前記被変調信号のサンプリングデータの符号を反転して余弦符号操作サンプリングデータ列を生成する符号操作手段と、前記符号操作手段の出力信号から、前記被変調信号のベースバンドに応じた帯域の成分を取り出すローパスフィルタリング手段と、を有し、前記ローパスフィルタリング手段から出力される前記余弦符号操作サンプリングデータ列のベースバンド成分に基づいて、前記複素信号の2つの前記成分信号の一方が求められることを特徴とする信号検波装置。
IPC (4件):
H04L 27/22
, A61B 8/06
, G01N 29/22 501
, G01S 7/526
FI (4件):
H04L 27/22 Z
, A61B 8/06
, G01N 29/22 501
, G01S 7/52 J
Fターム (24件):
2G047AA01
, 2G047BA03
, 2G047BC05
, 2G047EA10
, 2G047EA14
, 2G047GB02
, 2G047GG01
, 2G047GG17
, 4C301DD04
, 4C301EE11
, 4C301EE15
, 4C301JB06
, 5J083AA02
, 5J083AB17
, 5J083AC32
, 5J083AE08
, 5J083BC13
, 5J083BE00
, 5J083CA12
, 5K004AA05
, 5K004FH01
, 5K004FH02
, 5K004FH06
, 5K004FJ06
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
直交検波回路
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-036114
出願人:ソニー株式会社
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