特許
J-GLOBAL ID:200903067871664130

多孔質コンクリート体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-321090
公開番号(公開出願番号):特開2005-088221
出願日: 2003年09月12日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】 スラグ等の廃材を材料に用いて低コストながら海藻の生育に適した構造を実現し、海藻の付着成長を促進して藻場復元を図れる多孔質コンクリート体を提供する。【解決手段】 コンクリートの主要部分となる粗骨材に高炉除冷スラグ又は再生骨材、細骨材に銅スラグをそれぞれ用い、所定空隙率の多孔質状態に形成されると共に、節部を加工されて貫通孔を有する竹材が貫通状態で埋込み配設され、海中への配設状態で多数の空隙及び貫通孔を提供することから、骨材に廃材であるスラグを使用して低コスト化が実現することに加え、スラグから生物にとっての必須金属成分の海水への溶け込みも生じ、表面への海藻の付着及び生長を促進でき、また、竹材内の貫通孔が小さな魚介の生息を助け、生態系の中で互いに関連し合って生息する海藻と魚介を同時に定着させて、より自然に近い状態とすることができ、藻場の復元に適する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
セメントと水、粗骨材、及び細骨材を少なくとも用いて所定立体形状に形成されてなる多孔質コンクリート体において、 前記粗骨材として、粒径5ないし25mmの高炉除冷スラグ又は粒径5ないし20mmの再生骨材を所定量用いると共に、前記細骨材として粒径2.5mm以下の銅スラグを所定量用い、空隙率を10ないし20%とされると共に圧縮強度を18N/mm2以上、さらに単位容積質量を2.3t/m3以上とされてなり、 少なくとも硬化前に、節部を貫通加工された竹材を一又は複数箇所に貫通状態で配置され、そのまま埋込まれることを 特徴とする多孔質コンクリート体。
IPC (7件):
B28B23/00 ,  A01G33/00 ,  A01K61/00 ,  B28B1/16 ,  C04B18/14 ,  C04B20/00 ,  C04B28/02
FI (8件):
B28B23/00 ,  A01G33/00 ,  A01K61/00 313 ,  B28B1/16 ,  C04B18/14 A ,  C04B18/14 Z ,  C04B20/00 B ,  C04B28/02
Fターム (15件):
2B003BB03 ,  2B003DD01 ,  2B003EE04 ,  2B026AA05 ,  2B026AB05 ,  2B026AC01 ,  2B026EA03 ,  4G012PA29 ,  4G052AB22 ,  4G052AB29 ,  4G052AB42 ,  4G058GA01 ,  4G058GC05 ,  4G058GC07 ,  4G058GE00
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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