特許
J-GLOBAL ID:200903067925700498

被削性の優れた溶製高剛性鋼及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 祥泰 ,  岩倉 民芳 ,  高橋 祥起
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-032306
公開番号(公開出願番号):特開2007-211291
出願日: 2006年02月09日
公開日(公表日): 2007年08月23日
要約:
【課題】従来ヤング率は改善することができるが、被削性が大きく劣ることが通常であったホウ化物を利用した高剛性鋼の被削性を著しく改善することができる溶製高剛性鋼の被削性改善方法を新規に提案すること。【解決手段】純鉄又は鉄合金よりなるマトリックス相中に、4A族元素、5A族元素、6A族元素及びFeを含むグループから選択される1種以上の元素を含むホウ化物又は/及びその複合化物を分散させた鋼であり、分散させたホウ化物又は/及びその複合化物のうち、体積率で80%以上がTiB2からなると共に、鋼全体におけるTiB2の体積率が8〜23%の範囲にあり、少なくとも最終的に切削加工される領域に相当する部位において、上記マトリックス相中に分散した粒径5μm以上のホウ化物、炭化物の個数が、0.5個/104μm2以下である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
純鉄又は鉄合金よりなるマトリックス相中に、4A族元素、5A族元素、6A族元素及びFeを含むグループから選択される1種以上の元素を含むホウ化物又は/及びその複合化物を分散させた鋼であり、 分散させた上記ホウ化物又は/及びその複合化物のうち、体積率で80%以上がTiB2からなると共に、鋼全体におけるTiB2の体積率が8〜23%の範囲にあり、 少なくとも最終的に切削加工される領域に相当する部位において、上記マトリックス相中に分散した粒径5μm以上のホウ化物、炭化物の個数が、0.5個/104μm2以下であることを特徴とする被削性の優れた溶製高剛性鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/38 ,  B22D 27/04
FI (4件):
C22C38/00 302Z ,  C22C38/00 301M ,  C22C38/38 ,  B22D27/04 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)

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