特許
J-GLOBAL ID:200903067964665969

内燃機関の動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-260589
公開番号(公開出願番号):特開2008-082188
出願日: 2006年09月26日
公開日(公表日): 2008年04月10日
要約:
【課題】簡単な構造をもって,デコンプ機能及び排気還流機能を兼備することを可能にする安価な内燃機関の動弁装置を提供する。【解決手段】カム軸36の中心部に回転自在に嵌合される制御軸57と,機関回転数の上昇に応じて制御軸57を初期位置Lから第1回動位置M,第2回動位置Nへと回動する遠心機構50と,排気カム36eに半径方向摺動自在に嵌合される第1及び第2リフトピン65a,65bと,これら第1及び第2リフトピン65a,65bを半径方向内方に付勢する戻しばね67とを備え,制御軸57は,その初期位置Lで第1リフトピン65aの外端を排気カム36eのベース面外方に突出させてデコンプを可能にし,第2回動位置Nでは第2リフトピン65bの外端を排気カム36eのベース面外方に突出させて排気還流を可能にする。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
吸気弁(29m,29s)及び排気弁(29e)を開閉するための吸気カム(36m,36s)及び排気カム(36e)を有するカム軸(36)と,このカム軸(36)をクランク軸(12)に連動させるタイミング伝動装置(37)とを備える,内燃機関の動弁装置において, カム軸(36)の中心部に設けられる軸孔(36a)に回転自在に嵌合される制御軸(57)と,機関回転数の上昇に応じて制御軸(57)を初期位置(L)から第1回動位置(M),第2回動位置(N)へと回動する遠心機構(50)と,排気カム(36e)に設けられて,前記軸孔(36a)及び排気カム(36e)のベース面間を連通する半径方向の第1及び第2ガイド孔(64a,64b)にそれぞれ摺動自在に嵌合される第1及び第2リフトピン(65a,65b)と,これら第1及び第2リフトピン(65a,65b)を半径方向内方に付勢する戻しばね(67)とを備え,制御軸(57)は,その初期位置(L)で第1リフトピン(65a)の外端を排気カム(36e)のベース面外方に突出させ,第2回動位置(N)では第1リフトピン(65a)の外端を第1ガイド孔(64a)内に収容し,またその初期位置(L)で第2リフトピン(65b)の外端を第2ガイド孔(64b)内に収容し,第2回動位置(N)で第2リフトピン(65b)の外端を排気カム(36e)のベース面外方に突出させるように構成されることを特徴とする,内燃機関の動弁装置。
IPC (4件):
F01L 13/08 ,  F01L 1/34 ,  F02D 13/02 ,  F02D 13/08
FI (5件):
F01L13/08 D ,  F01L1/34 Z ,  F01L13/08 Z ,  F02D13/02 K ,  F02D13/08 A
Fターム (31件):
3G018AA12 ,  3G018AB05 ,  3G018AB18 ,  3G018BA05 ,  3G018BA06 ,  3G018CA08 ,  3G018DA05 ,  3G018DA77 ,  3G018EA03 ,  3G018EA04 ,  3G018EA21 ,  3G018FA03 ,  3G018FA07 ,  3G018FA17 ,  3G018FA23 ,  3G018GA14 ,  3G018GA18 ,  3G092AA01 ,  3G092AA11 ,  3G092AA17 ,  3G092CB03 ,  3G092DA01 ,  3G092DA02 ,  3G092DA08 ,  3G092DD01 ,  3G092FA01 ,  3G092FA17 ,  3G092FA31 ,  3G092GA01 ,  3G092GA17 ,  3G092GA18
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 内燃機関の動弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-152424   出願人:本田技研工業株式会社

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