特許
J-GLOBAL ID:200903067995844128

光学素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大野 精市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-012334
公開番号(公開出願番号):特開2003-215362
出願日: 2002年01月22日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 1次元フォトニック結晶において、複数の次数のバンド光が伝搬するが、大きな波長分散や伝播光の群速度異常といった特異な性質を有し、応用上重要なバンド光は第3、第5といった高次のものである。第1バンド光はこのような特性をもたないため、光学素子としては利用価値のほとんど無い無駄な光であり、入射光の利用効率を低下させるだけではなく、迷光として素子のS/N比を悪くするという問題点を有する。【解決手段】 本発明では、1次元フォトニック結晶の端面への入射光に、フォトニック結晶と同じ周期と方向の位相変調を与えることによりフォトニック結晶内を特定の高次バンド光のみを伝播させる。すなわち、周期構造体の周期と同一の周期を有する位相変調波を発生する位相変調手段を光入射面に当接もしくは近接して配設する。
請求項(抜粋):
多層構造体により構成され、該多層構造体はその少なくとも一部分が一定周期を有する周期構造体であり、該多層構造体の層面と略垂直な端面を光入射面とする光学素子において、多層構造の方向に前記周期構造体の周期と同一の周期を有する位相変調波を発生する位相変調手段が、前記光入射面に当接もしくは近接して配設されていることを特徴とする光学素子。
IPC (2件):
G02B 6/12 ,  G02B 5/18
FI (2件):
G02B 5/18 ,  G02B 6/12 Z
Fターム (16件):
2H047KA02 ,  2H047LA18 ,  2H047PA03 ,  2H047PA04 ,  2H047PA05 ,  2H047QA04 ,  2H047RA01 ,  2H049AA31 ,  2H049AA33 ,  2H049AA37 ,  2H049AA44 ,  2H049AA50 ,  2H049AA51 ,  2H049AA58 ,  2H049AA59 ,  2H049AA62
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 格子変調フォトニック結晶
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-309804   出願人:川上彰二郎, 有限会社オートクローニング・テクノロジー
  • 非線形光学スタック
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2003-533045   出願人:キネティックリミテッド

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