特許
J-GLOBAL ID:200903068039690704

既製杭の埋設方法及び基礎杭の構造並びに既製杭

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 正次 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-257030
公開番号(公開出願番号):特開2002-097635
出願日: 2000年08月28日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】【課題】既製杭の突起の上面および下面から支持地盤にせん断力を伝搬し、円錐状の底面で支持地盤に支持面を形成して、1本の杭が負担すべき垂直荷重および引抜力を増加させる。高鉛直支持力と高水平支持力とをバランス良く発揮する。【解決手段】?@軸部(穴径D00)2、拡底部(穴径D11)3の杭穴を掘削する(a)。?A杭穴1内に、下端部に環状リブ(外径D1 )5、6、7を形成したコンクリート製の既製杭(軸径D0 )4を下降させ、セメントミルク(支持地盤の強度に対応した固化強度100〜300kg/cm2 程度)を注入する。?Bセメントミルクが固化後に、杭穴1の拡底部3内に既製杭4が埋設された杭10を構築する(b)。環状リブ5、6が杭穴1の拡底部3内に配置される。?C既製杭4に垂直荷重が作用した際、既製杭4の環状リブ5、6の周縁でせん断力が伝搬して、支持地盤面11で円錐状の底面に相当する部分で支圧力が生じる(c)。
請求項(抜粋):
拡底部を有する杭穴を掘削し、次に該拡底部内に、固化強度が支持地盤と力学的に同質以上となるようなセメントミルクを注入し、引き続き杭軸部においてほぼ杭口までソイルセメント層を形成し、前記杭穴内に、少なくとも下端部外周に突起を有する既製中空杭を、必要ならば回転しながら、下降沈設すると共に、前記既製杭の下端部を杭穴拡底部内に定着させる既製杭の埋設方法であって、前記既製杭の最下端面と杭穴拡底部の地盤底面との間に所定の間隙を形成し、かつ既製杭の拡底部に位置する最上位置の突起と杭穴拡底部の最上位置との間に上下方向に所定の間隙を形成し、前記両間隙にソイルセメント層を形成することを特徴とした既製杭の埋設方法。
Fターム (15件):
2D041AA02 ,  2D041BA02 ,  2D041BA12 ,  2D041BA21 ,  2D041BA44 ,  2D041CA03 ,  2D041CB04 ,  2D041CB06 ,  2D041DA12 ,  2D041DB05 ,  2D041DB06 ,  2D041DB08 ,  2D041EB07 ,  2D041FA02 ,  2D041FA04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (15件)
  • 特公平1-025848
  • 先端根固め杭
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-069992   出願人:住友金属工業株式会社
  • 特開昭62-086223
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • セメント系固化材による地盤改良マニュアル(第2版), 19990330, 2版3刷, P.70〜71、図-3.17

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