特許
J-GLOBAL ID:200903068061929281

加工性に優れた冷延鋼板及び溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-324154
公開番号(公開出願番号):特開平10-158745
出願日: 1996年12月04日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】製造上及び製品品質上問題となる高温巻取、高温焼鈍等を必要とせずに、良好な加工性及び表面性状を有する冷延鋼板及び溶融亜鉛めっき鋼板を効率的に製造する方法を提供する。【解決手段】重量% で、C:0.003%以下、Si:0.1% 以下、Mn:0.3% 以下、P:0.02%以下、S:0.003 〜0.015%、N:0.003%以下、sol.Al:0.01 〜0.08% 、Ti: 0.015 〜0.08% 、さらに、Nb:0.005〜0.03% 及びB:0.0001〜0.002%のうちから選択された一種または二種を含有する鋼を1180°C以下に加熱し、Ar3 変態点以上の温度域で粗圧延を行い、粗バーとし、この粗バーに対して1180°C以下まで10°C以上の加熱を施し、Ar3 変態点以上の温度域で仕上圧延を行い、650 °C以下で巻き取り、引き続き、脱スケール処理し、圧下率60〜85% の冷間圧延を行い、830 °C以下で焼鈍する。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.003%以下と、Si:0.1%以下と、Mn:0.3%以下と、P:0.02%以下と、S:0.003〜0.015%と、N:0.003%以下と、sol.Al:0.01〜0.08%と、Ti:0.015〜0.08%と、さらに、Nb:0.005〜0.03%及びB:0.0001〜0.002%のうちから選択された一種または二種を含有する鋼板を製造する方法において、鋼を1180°C以下に加熱し、Ar3 変態点以上の温度域で粗圧延を行い、粗バーとする工程と、この粗バーに対して1180°C以下まで10°C以上の加熱を施し、Ar3 変態点以上の温度域で仕上圧延を行い、650°C以下で巻き取る工程と、巻き取った熱延鋼板に対して、脱スケール処理を行い、冷圧率60〜85%の冷間圧延を行い、さらに、830°C以下の焼鈍を行う工程と、を備えたことを特徴とする加工性に優れた冷延鋼板の製造方法。
IPC (7件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/14 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28
FI (8件):
C21D 9/48 E ,  C21D 9/48 J ,  C21D 8/02 A ,  C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/14 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28
引用特許:
審査官引用 (3件)

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