特許
J-GLOBAL ID:200903068085570918
建物の制震構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 喜樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-347048
公開番号(公開出願番号):特開2006-152722
出願日: 2004年11月30日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】 軸組フレームの剛性に影響を受けることなく、加振時の変位を粘弾性ダンパーへ効率良く伝えて効果的な制震性能を得る。【解決手段】 粘弾性ダンパー9と変位拡大機構10とを有する制震装置8を、軸組フレーム1内の下方に配置して、固定プレート13を下側の梁材3に固定する一方、軸組フレーム1内に、上端が軸組フレーム1に固定されて中央部で交差する一対のブレース5,6を設けて、そのブレース5,6の下端を揺動リンク18,18の外側端部に夫々連結した。揺動リンク18,18の内側端部は、連結リンク19を介して可動プレート14と連結されていることから、水平方向の外力が作用すると、引っ張り側のブレースによって当該側の揺動リンク18が回転し、連結リンク19を介して可動プレート14,14を外側へ引っ張り、粘弾性体を剪断変形させて制震作用を生じさせる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
柱と梁とから構成される軸組フレーム内に、その軸組フレームのフレーム面方向と平行な固定プレートと、その固定プレートと対向して平行に配置される可動プレートと、前記両プレート間にあって前記両プレートとの対向面が夫々対向するプレートに固定される粘弾性体とからなる粘弾性ダンパーを設けた建物の制震構造であって、
前記粘弾性ダンパーを、前記軸組フレーム内の上下何れか一方側へ配置して、前記固定プレートを当該側の梁の略中央部へ固定する一方、前記粘弾性ダンパーの配置側と反対側での前記柱と梁との仕口部に、略同じ長さの一対のブレースの一端を夫々固定して互いの中間部位で交差させ、前記両ブレースの他端を前記可動プレートに、前記可動プレートを中心とした左右対称となるように夫々連結したことを特徴とする建物の制震構造。
IPC (4件):
E04H 9/02
, E04B 1/24
, E04B 1/58
, F16F 15/04
FI (5件):
E04H9/02 311
, E04H9/02 321B
, E04B1/24 F
, E04B1/58 G
, F16F15/04 A
Fターム (24件):
2E125AA03
, 2E125AA13
, 2E125AA33
, 2E125AA72
, 2E125AB00
, 2E125AC15
, 2E125AG03
, 2E125AG12
, 2E125AG45
, 2E125BB02
, 2E125BB03
, 2E125BB04
, 2E125BB22
, 2E125BC09
, 2E125BD01
, 2E125BE08
, 2E125BF06
, 2E125BF08
, 2E125CA05
, 2E125CA90
, 2E125EA00
, 3J048AA02
, 3J048BD08
, 3J048EA38
引用特許:
前のページに戻る