特許
J-GLOBAL ID:200903068097255422

連続焼鈍による非時効性軟質容器用極薄鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-067633
公開番号(公開出願番号):特開平5-271780
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 調質度がT-3以下で、かつバッチ焼鈍鋼板と同等の非時効性を有する軟質容器用鋼板を連続焼鈍炉で製造する方法。【構成】 C:0.0015%以下、Mn:0.05〜0.40%、P:0.06%以下、酸可溶Al:0.01〜0.10%、N:0.0060%以下なる熱鋼片を、一旦950°C以下に冷却したのち、1000〜1200°Cの温度に再加熱し、850°C以上の仕上温度で熱間圧延したのち、熱間圧延鋼帯が熱間圧延機の仕上最終スタンドを出てから1.5秒以内にラン・アウト・テーブル上で冷却しながら、650〜750°Cの温度で捲取り、冷間圧延し、連続焼鈍炉で焼鈍し、しかる後0.6〜10%の伸び率で調質圧延する。【効果】 0.3mm以下の極薄非時効性軟質容器用鋼板が、過時効処理しない連続焼鈍炉で毎分300m以上の高速度で工業的に製造可能。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.0015%以下、Mn:0.05〜0.40%、P :0.06%以下、S :0.06%以下、酸可溶Al:0.01〜0.10%、N :0.0060%以下、残部が鉄および不可避的不純物からなる熱鋼片を、一旦950°C以下に冷却したのち、1000〜1200°Cの温度に再加熱し、850°C以上の仕上温度で熱間圧延したのち、熱間圧延鋼帯が熱間圧延機の仕上最終スタンドを出てから1.5秒以内にラン・アウト・テーブル上で冷却しながら、650〜750°Cの温度で捲取り、酸洗し、冷間圧延し、連続焼鈍炉で焼鈍し、しかる後0.6〜10%の伸び率で調質圧延することを特徴とする連続焼鈍による軟質非時効性容器用極薄鋼板の製造法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04

前のページに戻る