特許
J-GLOBAL ID:200903068135454833

マルチバンド画像の分光反射率のスペクトル推定方法およびスペクトル推定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-274501
公開番号(公開出願番号):特開2001-099710
出願日: 1999年09月28日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】波長可変フィルタを用いてマルチバンド画像を撮影し、これを用いて撮影被写体の分光反射率のスペクトルを推定する際に、実効的にスペクトルの推定精度を落すことなく、推定スペクトルを求める処理時間を短縮するマルチバンド画像の分光反射率のスペクトル推定方法およびスペクトル推定システムを提供することを課題とする。【解決手段】複数の原画像から成るマルチバンド画像の各チャンネル毎に、反射率が既知のチャートを撮影して得られる輝度値を前記反射率と対応させた変換テーブルを予め作成し、被写体を撮影したマルチバンド画像の原画像の輝度値から前記変換テーブルを用いて、反射率に変換することによって、被写体の分光反射率のスペクトルを推定することで、またこのスペクトルの推定方法を用いたマルチバンド画像の分光反射率のスペクトル推定システムを提供することで前記課題を達成する。
請求項(抜粋):
波長可変フィルタを用いて、撮影波長領域を複数チャンネルに分割し、各チャンネルに対応して同一の被写体を撮影手段により撮影した複数の原画像から成るマルチバンド画像を得、このマルチバンド画像から前記被写体の分光反射率のスペクトルを推定する方法であって、前記波長可変フィルタは、チャンネル数が10チャンネル以上であって、全チャンネルの分光透過率分布の平均波長半値幅が40nm以下である波長可変フィルタであり、前記チャンネル毎に、分光反射率が既知のチャートを撮影して得られるQL値を前記分光反射率と対応させた変換テーブルを予め作成し、マルチバンド画像の各チャンネルの原画像のQL値から前記変換テーブルを用いて、分光反射率に変換することによって、被写体の分光反射率のスペクトルを推定することを特徴とするマルチバンド画像の分光反射率のスペクトル推定方法。
IPC (2件):
G01J 3/51 ,  G01J 3/42
FI (2件):
G01J 3/51 ,  G01J 3/42 Z
Fターム (12件):
2G020AA04 ,  2G020AA08 ,  2G020CB43 ,  2G020CC28 ,  2G020CC30 ,  2G020CD03 ,  2G020CD12 ,  2G020CD24 ,  2G020CD35 ,  2G020CD36 ,  2G020DA12 ,  2G020DA34
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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