特許
J-GLOBAL ID:200903068196284302

電源内蔵式ワイヤレス・センサ・ユニットを備えた軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠彦 ,  大貫 進介 ,  伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-505979
公開番号(公開出願番号):特表2004-502100
出願日: 2001年06月18日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
円すいころ軸受(A、F、G、H)は、外部レース(24、104)内且つ内部レース(22、102)の回りに2列に並べられたころ(26、106)を有すると共に、軸受内の状態を反映した信号を放射する検出装置(D)を有する。一実施形態(A)において、外部レース(24)は単一体であり、検出装置(D)は、ワイヤレス且つ電源内蔵式であり、ころが転がる際に沿う軌道溝(32)の間で外部レース(24)にフィットするマウント・リング(60)を有する。このリングは、温度や振動などの軸受の状態を監視する複数のセンサ(66)を内部に埋め込んでいる。このリングは、更に、無線送信器(70)、センサが接続されたマイクロプロセッサ(68)、及びプロセッサ及び送信器を作動させるのに必要な電気エネルギを生成する電源(64)を有する。この電気パワは、永久磁石と、電機子巻線と、2つの円すい部の間に捉えられ、これら2つの円すい部と共に回転するターゲット・ホイールとを用いて、電気機械エネルギ変換によって生成される。この送信器は、センサによって記録され、プロセッサによって処理された状態を、軸受外で受信される無線信号に変換する。別の実施形態(F)において、単一体の外部レース(24)は、ころ(26)の2つの列の間で内側へ開いた溝(88)を有し、センサ、無線送信器、プロセッサ、及び電源は、この溝(88)内に配置される。他の実施形態(G、H)において、内部レース(102)は単一体であり、センサ、無線送信器、プロセッサ、及び電源は、内部レースに搭載されている。
請求項(抜粋):
軸回りの回転を容易にする転がり軸受であって、 前記軸回りに配置されると共に、該軸から離れて外側へ提示された軌道溝を有する内部レースと、 該内部レースの回りに配置されると共に、該内部レースの軌道溝へ向けて該軌道溝から間隔を空けて提示された軌道溝を有する外部レースと、 両レースの軌道溝の間にこれらに接触するように配置された転動体と、 通常は両レース間に配置され、前記レースの一に搭載されたセンサを有し、前記軸受の状態を監視する検出装置と、 前記一レースに搭載され、前記センサに接続され、該センサによって記録された状態を表す無線周波数信号を生成する無線送信器と、 前記一レースに搭載され、前記送信器に接続され、該送信器を作動させる電気エネルギを供給する電源と、を有することを特徴とする転がり軸受。
IPC (3件):
F16C19/52 ,  F16C19/38 ,  F16C41/00
FI (3件):
F16C19/52 ,  F16C19/38 ,  F16C41/00
Fターム (12件):
3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA53 ,  3J101BA54 ,  3J101BA56 ,  3J101BA71 ,  3J101FA22 ,  3J101FA24 ,  3J101GA02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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