特許
J-GLOBAL ID:200903068248095872
光学フィルム及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
日比 紀彦
, 岸本 瑛之助
, 渡邊 彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-423361
公開番号(公開出願番号):特開2005-181747
出願日: 2003年12月19日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】 フィルムの略全域にわたって均一でかつ優れた位相差補償性能と視野角拡大機能を有するセルロースエステルフィルムよりなる光学フィルム、及びその製造方法を提供する。【解決手段】 光学フィルムは、面内方向のレターデーション(Ro)が40〜100nm、かつ厚み方向のレターデーション(Rt)が50〜200nmのセルロースエステルフィルムよりなるものである。溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法は、セルロースエステル溶液(ドープ)を支持体上に流延し、フィルム(ウェブ)を支持体より剥離後、乾燥しながら残留溶媒が存在する条件下で、フィルムを幅手方向(TD方向)に延伸するとともに、機械方向(MD方向)に延伸するもので、フィルム(ウェブ)を支持体より剥離後、延伸時の残留溶媒量が5〜10%でありかつフィルムのTD方向延伸と同時に、TD方向延伸率(%)×0.1〜TD方向延伸率(%)×0.3の範囲のMD方向の緩和収縮を行なう。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
面内方向のレターデーション(Ro)が40〜100nm、かつ厚み方向のレターデーション(Rt)が50〜200nmのセルロースエステルフィルムよりなる光学フィルムを、溶液流延製膜法により製造する方法であって、セルロースエステル溶液(ドープ)を支持体上に流延してウェブ(ドープ膜)を形成し、支持体より剥離後、乾燥しながら残留溶媒が存在する条件下で、フィルムを搬送方向と直交する方向すなわち幅手方向(TD方向)に延伸するとともに、フィルム搬送方向と同一方向すなわち機械方向(MD方向)に延伸し、ついで、セルロースエステルフィルムを巻き取るもので、剥離後延伸時の残留溶媒量が5〜10%でありかつフィルムをTD方向に延伸するのと同時に、TD方向延伸率(%)×0.1〜TD方向延伸率(%)×0.3の範囲のMD方向の緩和収縮を行なうことを特徴とする光学フィルムの製造方法。
IPC (5件):
G02B5/30
, B29C41/24
, B29C41/52
, B29C55/14
, C08J5/18
FI (5件):
G02B5/30
, B29C41/24
, B29C41/52
, B29C55/14
, C08J5/18
Fターム (38件):
2H049BA06
, 2H049BA42
, 2H049BB12
, 2H049BB33
, 2H049BB49
, 2H049BC03
, 2H049BC09
, 2H049BC22
, 4F071AA09
, 4F071AF29
, 4F071AF30
, 4F071AF54
, 4F071AH19
, 4F071BA02
, 4F071BB02
, 4F071BB08
, 4F071BC01
, 4F071BC10
, 4F071BC16
, 4F205AA01
, 4F205AG01
, 4F205AH42
, 4F205GA07
, 4F205GB02
, 4F205GC07
, 4F205GF24
, 4F205GN21
, 4F205GN24
, 4F205GN29
, 4F205GW26
, 4F210AA01
, 4F210AG01
, 4F210AH73
, 4F210AR06
, 4F210QC06
, 4F210QG01
, 4F210QG18
, 4F210QW05
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (1件)
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