特許
J-GLOBAL ID:200903068273886612

海水淡水化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-289866
公開番号(公開出願番号):特開平10-128325
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 海水を2段に直列配置したRO膜分離装置に1台のポンプで通水してホウ素濃度の低い淡水を得る。【解決手段】 海水を第1RO装置3と第2RO装置6に通水して処理するに当り、第1RO装置3の濃縮水のエネルギーを回収するエネルギー回収タービン4を設け、アルカリ剤が添加された第1RO装置3の透過水をエネルギー回収タービン4で加圧した後、第2RO装置6に供給する【効果】 エネルギーを回収して有効利用することで、超高圧ポンプを必要とすることなく、1台の高圧ポンプで海水を多段配置したRO膜分離装置に通水することができる。透過水の昇圧前にアルカリ剤を添加するため、アルカリ剤の添加に高圧ポンプを要しない。アルカリ剤はエネルギー回収タービン内で均一に混合される。
請求項(抜粋):
海水を、2段以上に直列配置した逆浸透膜分離装置に順次通水して淡水化する海水淡水化装置であって、前段の逆浸透膜分離装置の透過水にアルカリ剤を添加した後、後段の逆浸透膜分離装置に通水する海水淡水化装置において、逆浸透膜分離装置の濃縮水のエネルギーを回収するエネルギー回収タービンを設け、前記アルカリ剤が添加された前段側の逆浸透膜分離装置の透過水を該エネルギー回収タービンによって加圧した後、後段側の逆浸透膜分離装置に供給するようにしたことを特徴とする海水淡水化装置。
IPC (2件):
C02F 1/44 ,  B01D 61/02 500
FI (2件):
C02F 1/44 G ,  B01D 61/02 500
引用特許:
審査官引用 (2件)

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