特許
J-GLOBAL ID:200903068273999212
有機酸を製造する方法及び装置
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
奥山 尚一
, 有原 幸一
, 松島 鉄男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-117365
公開番号(公開出願番号):特開2007-091707
出願日: 2006年04月21日
公開日(公表日): 2007年04月12日
要約:
【課題】 バイオマス資源に多く含まれる糖類を用いて、比較的温和な条件下で、COxを生成せずに、有機酸又はそのアルカリ塩と水素とを同時に製造する。また、糖類から所定の有機酸又はそのアルカリ塩を選択的に生成する。さらに、糖類以外のバイオマス資源からも有機酸又はそのアルカリ塩を製造する。【解決手段】 150〜450°Cの加熱条件下及び無酸素雰囲気下で、糖類とアルカリ金属の水酸化物を反応させて有機酸又はそのアルカリ塩と水素とを同時に生成する。糖類とアルカリ金属の水酸化物のモル比は、糖類に含まれる炭素1モルに対してアルカリ金属の水酸化物を0.5〜10モルとする。また、加熱温度等を制御することにより、ギ酸、酢酸、グリコール酸、乳酸、ジカルボン酸又はこれらのアルカリ塩が選択的に生成する。さらに、糖類に代えてリグリンを用いることでも有機酸又はそのアルカリ塩が生成する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
150〜450°Cの加熱条件下及び無酸素雰囲気下で、糖類とアルカリ金属の水酸化物を反応させて水素と有機酸又はそのアルカリ塩とを同時に生成する工程を含み、前記糖類と前記アルカリ金属の水酸化物のモル比を、糖類に含まれる炭素1モルに対してアルカリ金属の水酸化物を0.5〜10モルとする有機酸又はそのアルカリ塩の製造方法。
IPC (7件):
C07C 51/00
, C07C 53/02
, C07C 53/08
, C07C 55/06
, C07C 59/08
, C07C 59/06
, C07C 59/105
FI (7件):
C07C51/00
, C07C53/02
, C07C53/08
, C07C55/06
, C07C59/08
, C07C59/06
, C07C59/105
Fターム (11件):
4G140BA02
, 4G140BB03
, 4H006AA02
, 4H006AA04
, 4H006AC46
, 4H006BC10
, 4H006BC31
, 4H006BE10
, 4H006BE60
, 4H006BN10
, 4H006BS10
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
水素製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-056587
出願人:財団法人電力中央研究所, 東北大学長
-
米国特許第2750414号明細書
審査官引用 (5件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
Progress in Polymer Science, 1994, Vol.19, No.5, p.797-841
-
Monatshefte fuer Chemie, 1985, Vol.116, No.8/9, p.961-971
-
Environmental Science & Technology, 20050412, Vol.39, No.10, p.3819-3825
前のページに戻る