特許
J-GLOBAL ID:200903068372830467

肝細胞を標的とするポリエチレングリコール接合ポリ-L-リシンのポリマー遺伝子キャリヤー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-549211
公開番号(公開出願番号):特表2002-515418
出願日: 1999年05月20日
公開日(公表日): 2002年05月28日
要約:
【要約】ポリエチレングリコール(PEG)接合ポリ(L-リシン)(PLL)及び標的成分(TM)からなる、ポリマー性の標的遺伝子デリバリーキャリアーの化合物であって、ここでPLLの少なくとも1つのフリーアミノ官能基は前記PEGで置換され、PLLの少なくとも1つのフリーアミノ官能基はTMで置換され、接合したPLLは少なくとも50%の無置換フリーアミノ官能基を含有する。TMは、好ましくは、肝癌細胞又は肝臓細胞を特異的に標的とし得るラクトース又はガラクトースである。様々な置換比のTM-PEGを有するこの新規合成キャリアーをNMR分光法により特徴づけた。本発明の新規ポリマー遺伝子キャリアーは核酸と安定で可溶な複合体を形成し得て、これが細胞を効率的に形質転換し得る。PLLに付いたPEGがこの遺伝子/キャリアー複合体に良好な溶解性をもたらし、さしたる細胞毒性をもたらすことなくトランスフェクション効率を高める。細胞を効率的にトランスフェクトするポリマー遺伝子キャリアーとしてTM-PEG-PLLを製造して使用する方法が開示される。
請求項(抜粋):
ポリエチレングリコール(PEG)が接合したポリ(L-リシン)(PLL)及び標的成分(TM)からなるポリマー遺伝子キャリアーのための化合物であって、前記PLLの少なくとも1つのフリーアミノ官能基は前記PEGで置換され、前記PLLの少なくとも1つのフリーアミノ官能基が前記TMで置換され、接合したPLLは少なくとも50%の無置換フリーアミノ官能基を含有する、前記化合物。
IPC (5件):
A61K 9/127 ,  A61K 47/26 ,  A61K 47/34 ,  A61K 48/00 ,  C12N 15/00
FI (5件):
A61K 9/127 ,  A61K 47/26 ,  A61K 47/34 ,  A61K 48/00 ,  C12N 15/00
Fターム (24件):
4B024AA01 ,  4B024BA80 ,  4B024CA05 ,  4B024DA02 ,  4B024DA03 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B024GA11 ,  4B024HA17 ,  4C076AA19 ,  4C076CC27 ,  4C076DD66A ,  4C076EE23A ,  4C076EE59 ,  4C076FF02 ,  4C084AA01 ,  4C084AA07 ,  4C084AA13 ,  4C084BA35 ,  4C084BA42 ,  4C084DC50 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA752 ,  4C084ZB262
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示
引用文献:
前のページに戻る