特許
J-GLOBAL ID:200903068408032503

ヒューズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-350590
公開番号(公開出願番号):特開平11-185596
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 高電圧下でも確実に遮断できるヒューズ1を提供する。【解決手段】 下面に開口部3を開口した箱状の収容体4と、開口を閉塞する板状の蓋体5を絶縁性の合成樹脂にて形成する。蓋体5に一対の金属端子11,11をインサート成形する。両端面に通孔18を有し珪砂15を充填した絶縁性の略中空円柱状の筒体14に過電流で溶断する金属線12を貫通する。筒体14から導出する金属線12の両端を金属端子11,11に接続して張設する。金属端子11,11を金属線12の外周面から筒体14の両端面に亘ってオルガノポリシロキサン系重合物を塗布し、可撓性のセラミックスシート20を取り付ける。オルガノポリシロキサン系重合物を硬化して被覆部19を形成し、蓋体5と収容体4とを嵌合しヒューズ1を形成する。珪砂15の消弧作用にて金属線12の溶断後の短絡を防止し、セラミックスシート20の冷却作用にて筒体14から漏れ出る金属ガスによるアークの発生を防止する。
請求項(抜粋):
一対の金属端子と、これら金属端子間に張設され所定以上の電流値で溶断する金属線と、珪砂およびこの珪砂を流出不可能に収容しかつ前記金属線を貫通して前記珪砂内に収容する絶縁性の中空部を備えた消弧部と、前記金属端子をオルガノポリシロキサン系重合物にて被覆する被覆部と、この被覆部の表面に取り付けられセラミックスを主成分とし可撓性を有する冷却部材とを具備したことを特徴とするヒューズ。
IPC (2件):
H01H 85/38 ,  H01H 85/00
FI (2件):
H01H 85/38 ,  H01H 85/00 F
引用特許:
審査官引用 (2件)

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