特許
J-GLOBAL ID:200903068422944515

廃プラスチックからの油回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-069049
公開番号(公開出願番号):特開平9-235562
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 前記熱分解手段により熱分解されたガス状熱分解生成物を液体の高沸点油と気体の低沸点油と低分子ガスに分離し、高沸点油を熱分解手段に還流する第1の気液分離手段と、液体の低沸点油と気体の低分子ガスに分離する第2の気液分離手段に工夫を凝らし、これにより低沸点で高品質の油を容易に且つ効率よく得る装置。【解決手段】 前記第1の気液分離手段と第2の気液分離手段とを直列に接続するとともに、前記第2の気液分離手段を、下方から順にリボイラ、下方気液接触部、上方気液接触部、及び冷却部からなるほぼ垂直塔体で構成するとともに、第1の気液分離手段通過後のガス状熱分解生成物を下方気液接触部と上方気液接触部間に導入するように構成する。
請求項(抜粋):
所定の前処理により若しくはそれ自体の組成により実質的に塩素が除去された廃プラスチックに、高温の砂及び/又は添加剤等を添加し、温度略350〜500°Cに加熱することにより、ガス状の高沸点油、低沸点油及び低分子ガスから成る熱分解生成物と固体状の熱分解残渣を製造する熱分解手段を含む廃プラスチックからの油回収装置において前記熱分解手段により得た熱分解生成物を液体の高沸点油と気体の低沸点油と低分子ガスに分離し、高沸点油を前記熱分解手段に還流する第1の気液分離手段と液体の低沸点油と気体の低分子ガスに分離する第2の気液分離手段とを直列に接続するとともに、前記第2の気液分離手段を、塔内に上下に配列した複数の気液接触部を有する塔体で構成し、第1の気液分離手段通過後のガス状熱分解生成物を、両気液接触部間に導入した事を特徴とする廃プラスチックからの油回収装置。
IPC (4件):
C10G 1/10 ZAB ,  B09B 3/00 ,  B29B 17/00 ,  C08J 11/12
FI (4件):
C10G 1/10 ZAB ,  B29B 17/00 ,  C08J 11/12 ,  B09B 3/00 302 A
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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