特許
J-GLOBAL ID:200903068448550302

色素増感型太陽電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-116125
公開番号(公開出願番号):特開2005-302499
出願日: 2004年04月09日
公開日(公表日): 2005年10月27日
要約:
【課題】 集電電極等の導電体を、電解質に対して優れた耐腐食性を有する金属により形成すること等で、安定した発電性能が維持される色素増感型太陽電池を提供する。【解決手段】 本発明の色素増感型太陽電池は、透光性基板(ガラス基板等)と、透光性基板に対向して配置された基板(セラミック基板等)と、透光性基板の一面側に配設された増感色素を有する半導体電極(チタニア等からなる)と、基板の一面側に配設された触媒電極(白金等からなる)と、半導体電極の少なくとも一部に含有され、且つ半導体電極と触媒電極との間に充填された電解質(I2と、LiIとを組み合わせた電解質等)と、を備え、配設された導電体(集電電極等)に含有される金属(チタン等)の特定の方法により測定した電流値が、ニッケルの電流値の5〜60%であることを特徴とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
透光性基板1と、該透光性基板1に対向して配置された基板2と、該透光性基板1の一面側に配設された増感色素を有する半導体電極3と、該基板2の一面側に配設された触媒電極4と、該半導体電極3の少なくとも一部に含有され、且つ該半導体電極3と該触媒電極4との間に充填された電解質5と、該半導体電極3と導通する負極側導電体と、該触媒電極4と導通する正極側導電体とを備える色素増感型太陽電池において、 該負極側導電体は、ヨウ素系電解質が溶解された電解質溶液中で白金を対極として該負極側導電体との間において-0.8〜+0.8Vの電位を掃引した場合の-0.8Vにおける電流値が、ニッケルのときの電流値の5〜60%である負極側金属を含有し、 該正極側導電体は、該電解質溶液中で白金を対極として該正極側導電体との間において-0.8〜+0.8Vの電位を掃引した場合の+0.8Vにおける電流値が、ニッケルのときの電流値の5〜60%である正極側金属を含有することを特徴とする色素増感型太陽電池。
IPC (2件):
H01M14/00 ,  H01L31/04
FI (2件):
H01M14/00 P ,  H01L31/04 Z
Fターム (15件):
5F051AA14 ,  5F051BA17 ,  5F051FA03 ,  5F051FA06 ,  5F051FA14 ,  5F051FA21 ,  5F051GA03 ,  5H032AA06 ,  5H032AS16 ,  5H032CC16 ,  5H032EE01 ,  5H032EE07 ,  5H032EE16 ,  5H032HH01 ,  5H032HH08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平1-220380号公報
審査官引用 (3件)

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