特許
J-GLOBAL ID:200903068485106714

転てつ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 洋一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-340705
公開番号(公開出願番号):特開平11-157448
出願日: 1997年11月26日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 構成が簡素で確実に転換・鎖錠動作が可能な転てつ装置を提供する。【解決手段】 部分ピニオン歯車12とラック歯列21bの噛合により転換部材20を直進運動させ、トングレールT1等を定位又は反位に転換させるとともに、定位又は反位においては、回転駆動軸11を回転させた場合ても、第1係合面13aが定位側第2係合面22a又は反位側第2係合面22bの上を摺動するのみでピニオン歯12aがラック歯21aとは噛合せず転換部材20は動かないようにして鎖錠を行うように構成した。
請求項(抜粋):
線路の分岐器でトングレールを定位又は反位に転換させる転換部材を駆動する転てつ装置であって、回転駆動源又は手回しハンドルにより回転駆動可能な回転駆動軸と、円盤体の外周の一部に複数のピニオン歯からなるピニオン歯列が形成され前記回転駆動軸に同軸状態で取り付けられる部分ピニオン歯車と、前記ピニオン歯の歯先円よりも大径の円筒外周面の一部である第1係合面と、前記第1係合面に接続するとともに中心からの最大距離が少なくとも前記第1係合面の半径よりも小さく設定された係合不能部を有し、前記回転駆動軸に同軸状態でかつ前記部分ピニオン歯車と平行となるように取り付けられる第1係合部材と、前記ピニオン歯と噛合可能に構成され、前記転換部材上において前記転換部材の長軸方向に並設された複数のラック歯からなるラック歯列と、前記転換部材上に設けられ、前記第1係合面と同一曲率半径を有する円筒内周面の一部でありかつ前記第1係合面と摺動可能に構成され、前記転換部材の長軸と平行な直線である係合軸線上の第1所定位置に配置される定位側第2係合面と、前記転換部材上に設けられ、前記第1係合面と同一曲率半径を有する円筒内周面の一部でありかつ前記第1係合面と摺動可能に構成され、前記係合軸線上の第2所定位置において前記定位側第2係合面とは背向状態で配置される反位側第2係合面を備え、前記ピニオン歯列の前記回転駆動軸の方向の投影部であるピニオン歯列領域が、前記係合不能部の前記回転駆動軸の方向の投影部である係合不能領域と略重複するように設定されることを特徴とする転てつ装置。
IPC (2件):
B61L 5/06 ,  B61L 11/00
FI (2件):
B61L 5/06 ,  B61L 11/00 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-088661
  • 特開昭60-131363

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