特許
J-GLOBAL ID:200903068556518156

動力伝達機構とこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小山 武男 ,  中井 俊 ,  小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-362298
公開番号(公開出願番号):特開2007-161165
出願日: 2005年12月15日
公開日(公表日): 2007年06月28日
要約:
【課題】回転軸29とウォーム軸27との間での伝達可能な動力を大きくでき、しかも、これら両軸29、27の中心軸同士のずれを生じ易くする。【解決手段】回転軸29に設けた雄スプライン部47bと、ウォーム軸27に設けた雌スプライン部48aとの間に、弾性歯付リング49aをスプライン係合させる。上記両スプライン部47b、48aの間に弾性歯付リング49aを設けた状態で、これら各スプライン部47b、48aの各歯を円周方向に重畳させる。上記雄スプライン部47bの各歯と弾性歯付リング49aに設けた内歯51aとの、互いに対向する歯面の断面形状の外形を異ならせる事により、これら互いに対向する歯面同士の間に隙間63、63を設ける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
駆動軸と被駆動軸との間に設けられて、これら両軸の間で動力を伝達する為の動力伝達機構であって、 これら両軸のうちの一方の軸の端部内周面に設けられた雌スプライン部と、他方の軸の端部外周面に設けられた雄スプライン部と、この雌スプライン部とスプライン係合する外歯をその外周面に、この雄スプライン部とスプライン係合する内歯をその内周面に、それぞれ有する弾性歯付リングとを備え、この弾性歯付リングは、外径側と内径側とに、それぞれが弾性材製である複数ずつの外歯素子部と内歯素子部とを一体的に設けている動力伝達機構に於いて、 上記雌スプライン部の各歯と上記雄スプライン部の各歯とを、これら雄、雌両スプライン部の円周方向に重畳させており、且つ、これら雄、雌両スプライン部のうちの少なくとも一方の各歯と、この一方の各歯とスプライン係合する、上記弾性歯付リングに設けた内歯又は外歯との、互いに対向する歯面の中心軸に対し直交する仮想平面に関する断面形状の外形を互いに異ならせる事により、これら互いに対向する歯面同士の間に隙間を設けている事を特徴とする動力伝達機構。
IPC (3件):
B62D 5/04 ,  F16D 3/76 ,  F16D 1/02
FI (3件):
B62D5/04 ,  F16D3/76 Z ,  F16D1/02 M
Fターム (2件):
3D233CA04 ,  3D233CA05
引用特許:
出願人引用 (3件)

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