特許
J-GLOBAL ID:200903068615531544

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-101476
公開番号(公開出願番号):特開平7-309157
出願日: 1994年05月17日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 摩擦締結要素の摩擦材の摩擦係数の変化に対応した変速ショック抑制制御を可能とするとともに、摩擦係数が最も低い場合でも、適切な変速フィーリングが得られることを可能とすること。【構成】 自動変速機bの摩擦締結要素aの摩擦材の摩擦係数を検出する摩擦係数検出手段eと、形成する変速比に応じて流体アクチュエータfの駆動ならびに流体圧調整手段gの作動を制御する変速制御手段hと、自動変速機bの変速に応じてエンジンcの出力トルクの変更タイミング・変更量を設定してこれを示す信号をトルク制御手段dに出力するトルク変更設定手段jと、摩擦係数検出手段eが検出する摩擦係数が所定値よりも大きい時には、トルク変更設定手段jが設定するトルク変更量を所定の標準値とし、摩擦係数が前記所定値以下の時は、トルク変更量を前記標準値よりも大きな値に補正する補正手段kとを設けた。
請求項(抜粋):
複数の摩擦締結要素を締結あるいは解放させて変速を行う自動変速機と、エンジンの出力トルクを制御するトルク制御手段と、前記摩擦締結要素の摩擦材の摩擦係数を検出する摩擦係数検出手段と、前記摩擦締結要素を作動させる流体アクチュエータ、ならびに、この流体アクチュエータへ供給される流体圧を調整する流体圧調整手段と、運転状態を含む走行状態を検出する手段からの入力に基づいて、前記自動変速機の変速比を決定し、この変速比に応じて前記流体アクチュエータの駆動ならびに前記流体圧調整手段の作動を制御する変速制御手段と、前記自動変速機の変速に応じてエンジンの出力トルクの変更タイミング・変更量を設定してこれを示す信号を前記トルク制御手段に出力するトルク変更設定手段と、前記摩擦係数検出手段が検出する摩擦係数が所定値よりも大きい時には、トルク変更設定手段が設定するトルク変更量を所定の標準値とし、摩擦係数が前記所定値以下の時は、トルク変更量を前記標準値よりも大きな値に補正する補正手段とを備えていることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
B60K 41/04 ,  F16H 61/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-279145
  • 自動変速機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-047553   出願人:ジャトコ株式会社

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