特許
J-GLOBAL ID:200903068724508900

軸受用アルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-351571
公開番号(公開出願番号):特開2002-224852
出願日: 2001年11月16日
公開日(公表日): 2002年08月13日
要約:
【要約】【課題】 Snを含むアルミニウム合金からなる軸受合金層に純アルミニウムまたはSnを含まないアルミニウム合金からなる接着層を圧接する場合、軸受合金層がSiなどを含んでいて延性に乏しい場合でも、クラックを発生させることなく、高い圧下率で圧下して相手材と圧接する。【解決手段】 中凹状の上ロール23に中凸状の下ロール24を嵌合し、それら中凸部分と中凹部分との間に、軸受合金層用板材16と接着層用板材21とを重ね合わせた状態にして通す。この構成によれば、両板材16、21の幅方向両側が上ロール23の軸方向両側の径大部23bによって拘束され、板材16、21は幅方向への延びが阻止されるので、幅方向両側が自由に延びてクラックを発生するという現象が生じ難くなり、従って、両板材16、21を50%以上の高い圧下率で圧下することができ、両板材16、21の接着力を大きくすることができる。
請求項(抜粋):
Snを含むアルミニウム合金からなる軸受合金層に、純アルミニウムまたはSnを含まないアルミニウム合金からなる接着層を圧接してなる軸受用アルミニウム合金板を製造する方法において、軸方向両側に径大部を有する中凹状の第1のロールと、軸方向両側に径小部を有する中凸状の第2のロールとを備え、第2のロールの中凸部分を第1のロールの中凹部分に嵌合し、それら中凹部分と中凸部分との間に形成されて前記第1のロールの径大部により閉じられたロール隙間に、前記軸受合金層を構成する板材と前記接着層を構成する板材とを重ねて通すことによって、それら両板材の幅方向両側の広がりを前記第1のロールの前記径大部により拘束しながら、50%以上の圧下率で圧下して圧接することを特徴とする軸受用アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (10件):
B23K 20/04 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/06 340 ,  F16C 9/02 ,  F16C 9/04 ,  F16C 17/02 ,  F16C 33/12 ,  F16C 33/14 ,  C22C 21/00 ,  B23K103:10
FI (11件):
B23K 20/04 D ,  B23K 20/04 F ,  B22D 11/00 E ,  B22D 11/06 340 B ,  F16C 9/02 ,  F16C 9/04 ,  F16C 17/02 Z ,  F16C 33/12 A ,  F16C 33/14 Z ,  C22C 21/00 B ,  B23K103:10
Fターム (33件):
3J011BA02 ,  3J011BA13 ,  3J011DA01 ,  3J011DA02 ,  3J011KA02 ,  3J011MA02 ,  3J011QA03 ,  3J011SB01 ,  3J011SB02 ,  3J011SB04 ,  3J011SB05 ,  3J011SB12 ,  3J011SB14 ,  3J011SB15 ,  3J011SE01 ,  3J033AA05 ,  3J033AB03 ,  3J033AB04 ,  3J033AC01 ,  3J033GA07 ,  4E004DA24 ,  4E004QB05 ,  4E004SB04 ,  4E004SD03 ,  4E004SE07 ,  4E067AA05 ,  4E067BD02 ,  4E067DA17 ,  4E067DC03 ,  4E067EA07 ,  4E067EA08 ,  4E067EB00 ,  4E067EC03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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