特許
J-GLOBAL ID:200903068767317980

脱硫装置の吸収塔と脱硫方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-342781
公開番号(公開出願番号):特開2001-157818
出願日: 1999年12月02日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 吸収塔100、ミストエリミネータ112及びガス・ガス熱交換器102を連結するダクトワークをできるだけ単純化し、重量物はできるだけ低い位置に配置することで、その架台を軽量化することができる。脱硫装置の建設コストを安くするには、このようなダクトワークを単純化し、吸収塔100をコンパクト化した吸収塔を提供すること。【解決手段】 吸収塔100の内部空間を被処理ガス108の流れを調節する鉛直方向に配置された隔壁板110により前流側115と後流側116に仕切り、吸収塔100の天井部との間に前流側115と後流側116にわたるガス流路122を形成する。後流側116のガス流路の平均ガス流速が、吸収塔100に排ガスを導入するために設けられた煙道ダクトの平均ガス流速より遅く、前流側115を流れる平均ガス流速より早くなるように前流側115と後流側116の各ガス流路断面積を隔壁板110により仕切る。
請求項(抜粋):
燃焼排ガスを導入して石灰スラリを含む吸収液と接触させて前記排ガス中の硫黄酸化物を吸収・除去する湿式石灰・石膏法脱硫装置の吸収塔において、吸収塔側壁に設けたガス入口部から塔内に導入したガスの上昇流を形成する前流側のガス流路と吸収塔側壁に設けたガス出口部に向けてガスの下降流を形成する後流側のガス流路に仕切り、かつ天井部に前流側と後流側を連絡するガス流路を形成する隔壁板を設置し、前流側と後流側のガス流路にそれぞれ気液接触装置を設け、さらに後流側のガス流路の平均ガス流速が、吸収塔に排ガスを導入するために設けられた煙道ダクトの平均ガス流速より遅く、前流側のガス流路を流れる平均ガス流速より早くなるように前流側と後流側の各ガス流路の断面積の大きさを隔壁板により仕切ることを特徴とする湿式石灰・石膏法脱硫装置の吸収塔。
IPC (4件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/18 ZAB ,  F23J 15/00
FI (4件):
B01D 53/18 ZAB E ,  B01D 53/34 125 E ,  B01D 53/34 125 Q ,  F23J 15/00 B
Fターム (18件):
3K070DA03 ,  3K070DA23 ,  4D002AA02 ,  4D002BA02 ,  4D002CA01 ,  4D002DA05 ,  4D002DA11 ,  4D002EA03 ,  4D002FA03 ,  4D020AA06 ,  4D020BA02 ,  4D020BA08 ,  4D020BB03 ,  4D020CB27 ,  4D020CC07 ,  4D020CC08 ,  4D020CC09 ,  4D020CD01
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る