特許
J-GLOBAL ID:200903068885280705

スパークプラグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-325057
公開番号(公開出願番号):特開2001-143847
出願日: 1999年11月16日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 低温始動性、耐熱性、耐汚損性に優れ、ブリッジの発生しにくいスパークプラグの提供。【解決手段】 絶縁体3に段差を設け第一縮径部3e1と第二縮径部3e2とを形成し、絶縁体と主体金具5との間の空間を広く確保でき、ブリッジの発生が抑えられ、低温時の始動不良が起こらない。また、絶縁体の先端から軸線方向に沿い基端側へ2mmの範囲で、縮径率Y1を60%以下に設定し、絶縁体と接地電極4との間の空間を広く確保し、新規混合気の吹き抜けで冷却効果が高められ、プラグ先端の温度上昇が抑えられ、耐熱性が向上する。さらに、絶縁体の外径は第一縮径部と第二縮径部との間で急激に減少し、両縮径部に段差が付けられ、電界強度が他の部分より強まり、横飛火が発生しても段差部での飛火が多くなり主体金具の基端側での飛火が防止でき、自己清浄作用が一層高められる。
請求項(抜粋):
内部に膨出部を有する筒状の主体金具と、エンジンのシリンダヘッドに取り付けた際に、先端側が燃焼室壁面から燃焼室内へ突入する形となるように前記主体金具の前記膨出部に係止され、該係止位置よりも先端側に向かうにしたがって外径が同等以下に縮径されるように形成されるとともに、前記主体金具の先端よりも基端側において、軸線を含む半断面を取ったときに、基端側から先端側へ向かう方向において、自身の外周面に接する接線と前記軸線との挟角が小から大へ移行する第一縮径部と、その第一縮径部に続く形で、該挟角が大から小へ移行する第二縮径部とが設けられており、軸線方向に沿う軸孔を有する絶縁体と、先端部が前記絶縁体の先端から突出するか、又は該絶縁体の先端に位置するように、前記軸孔内に固定される中心電極と、基端側が前記主体金具の先端部に接合される一方、先端側が前記中心電極側に曲げ返された接地電極とを備え、該接地電極の先端部と前記中心電極の側面との間に火花放電ギャップを形成するとともに、前記軸線方向に沿って定める任意の位置における前記絶縁体の外径をD1、前記主体金具の先端部内径をd1としたとき、前記絶縁体の先端から前記軸線方向に沿って少なくとも基端側へ2mmの範囲において、縮径率Y1が、Y1=D1/d1≦0.6に設定されていることを特徴とするスパークプラグ。
IPC (2件):
H01T 13/20 ,  H01T 13/52
FI (2件):
H01T 13/20 B ,  H01T 13/52
Fターム (8件):
5G059AA02 ,  5G059AA03 ,  5G059AA10 ,  5G059CC07 ,  5G059EE19 ,  5G059FF06 ,  5G059FF08 ,  5G059GG05
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • スパークプラグ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-146270   出願人:日本特殊陶業株式会社
  • 特開昭51-095540
  • 特開平4-262388

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