特許
J-GLOBAL ID:200903068950563019

クロスバスイッチ、該クロスバスイッチを備えた並列計算機及びブロードキャスト通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051475
公開番号(公開出願番号):特開平10-254843
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 複数ノードをスイッチ型のネットワークで接続した並列計算機などで、複数ブロードキャストメッセージの経路の取り合いによるデッドロックの発生を回避する。【解決手段】 複数ノード11〜14をクロスバスイッチ10で接続した並列計算機において、出力バッファ118〜121の空き容量を監視し、該空き容量がブロードキャストメッセージを格納するのに十分である場合にブロードキャスト送出許可信号を発行する出力バッファ監視回路122〜125、複数のブロードキャストメッセージが入力された場合、それから一つを選択し、該メッセージを送出する全ての出力ポートのブロードキャスト送出許可信号が発行されているときのみ、メッセージ送出許可信号をプライオリティ回路114〜117へ発行するプライオリティコントローラ113を設ける。
請求項(抜粋):
複数の入力ポートと複数の出力ポートを備え、入力ポートに入力されるメッセージを任意の出力ポートへ送出するクロスバスイッチにおいて、各入力ポート対応にクロスバスイッチに到着したメッセージを格納する入力バッファと、各出力ポート対応にクロスバスイッチから送出するメッセージを格納する出力バッファと、前記入力ポートに入力されたメッセージの種類を識別する手段と、前記出力バッファの空き容量を監視し、該空き容量がブロードキャストメッセージを格納するのに十分である場合にブロードキャスト送出許可信号を発行する手段と、入力されたメッセージが通常メッセージの場合には、該メッセージを送出する出力ポートに対するメッセージ送出許可信号をそのまま発行し、複数の入力ポートにそれぞれブロードキャストメッセージが入力された場合には、該複数のブロードキャストメッセージから一つを選択し、該ブロードキャストメッセージを送出する出力ポートのブロードキャスト送出許可信号が発行されていれば、該出力ポートに対するメッセージ送出許可信号を発行する手段と、前記メッセージ送出許可信号に基づいて、入力バッファと出力バッファの間の経路を切り替えてメッセージの転送を行う手段と、を有することを特徴とするクロスバスイッチ。
IPC (2件):
G06F 15/16 470 ,  G06F 15/173
FI (2件):
G06F 15/16 470 A ,  G06F 15/16 400 W
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る