特許
J-GLOBAL ID:200903068950817363

極低温液化ガス貯槽の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西藤 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-150399
公開番号(公開出願番号):特開2005-331043
出願日: 2004年05月20日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】輸送コストが安価で、広い設置面積を必要とせず、保冷材の使用量が少なく、基礎構造や支持構造の強度を小さく設定することができ、水分管理にほとんど手間がかからず、施工スペースをとらず、断熱性能が低下せず、施工状況の確認が簡単で、メンテナンス性に優れた極低温液化ガス貯槽の製造方法を提供する。【解決手段】設置面1aにコンクリート製の基礎1を設け、この基礎1の上面に架台2を設け、上記架台2上に、湾曲状に曲げ加工された複数枚の外槽胴板9aを用いて外槽6の胴体部7を作製し、この胴体部7の内周面に保冷材10の積層体10aを張着し、上記胴体部7の上面開口部から内部に、液化ガスを充填するための複数の内槽3を収容して並置したのち、上記胴体部7の上面開口部を天井部8で気密に密封し、ついで、上記胴体部7の内部空間を真空排気するようにしている。【選択図】図10
請求項(抜粋):
設置面にコンクリート製の基礎を設け、上記基礎の上面に支持台を設け、上記支持台上に、湾曲状に曲げ加工された複数枚の外槽胴板を、周方向に隣り合う両外槽胴板の端部同士を突き合わせた突き合わせ部を気密に接合するとともに、各外槽胴板の底辺を上記支持台上に気密に固定し、上記支持台上に固定された各外槽胴板上にさらに複数枚の外槽胴板を、周方向に隣り合う両外槽胴板の端部同士を突き合わせた状態で載置して突き合わせ部を気密に接合するとともに、各外槽胴板の底辺を、上記支持台上に先に固定された各外槽胴板の頂辺に気密に固定し、これら接合,固定を繰り返すことにより、上記支持台上に、複数枚の外槽胴板を接合,固定して環状に連結した環状体を複数段積み重ねてなる外槽の胴体部を設け、この胴体部の内周面に保冷層を形成し、その状態で、上記胴体部の上面開口部から内部に、液化ガスを充填するための複数の内槽を収容して並置し、天井部に保冷層を形成し、この天井部で上記胴体部の上面開口部を気密に密封したのち、上記胴体部の内部空間を真空排気することを特徴とする極低温液化ガス貯槽の製造方法。
IPC (2件):
F17C3/08 ,  F17C3/00
FI (2件):
F17C3/08 ,  F17C3/00 A
Fターム (3件):
3E073AA01 ,  3E073AB02 ,  3E073CA03
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (11件)
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