特許
J-GLOBAL ID:200903068986514219

分布ラマン増幅装置およびWDM光伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-321775
公開番号(公開出願番号):特開2008-182679
出願日: 2007年12月13日
公開日(公表日): 2008年08月07日
要約:
【課題】高い精度で利得一定制御を実現でき、利得波長特性を固定の利得等化器を用いて補償することが可能な簡略な構成で低コストの分布ラマン増幅装置およびそれを用いたWDM光伝送システムを提供する。 【解決手段】本発明の分布ラマン増幅装置は、ポンプ光Lp1〜Lp3が供給された光伝送路2の一端にWDM信号光および参照光Lrを与え、該光伝送路2を伝搬するWDM信号光および参照光Lrを分布ラマン増幅し、光伝送路2の他端から出力されるWDM信号光および参照光Lrのパワーをモニタし、そのモニタ結果を基にポンプ光源11〜13を制御する。上記参照光Lrの波長は、分布ラマン増幅の利得帯域内であってWDM信号光の波長よりも長い波長若しくは短い波長に設定され、かつ、WDM信号光の波長帯域内で発生するラマン利得の変動量に対して、参照光Lrの波長で発生するラマン利得の変動量が1/5以下となる波長領域に設定される。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
光伝送路を伝搬するWDM信号光を分布ラマン増幅するためのポンプ光を発生するポンプ光発生部と、 前記光伝送路に対して、前記ポンプ光発生部から出力されるポンプ光を、前記WDM信号光の伝搬方向とは逆方向に供給するポンプ光供給部と、 前記光伝送路を伝搬して分布ラマン増幅された前記WDM信号光が入力され、該分布ラマン増幅の利得波長特性を平坦化し得る固定の透過波長特性を有する利得等化器と、 を備えた分布ラマン増幅装置において、 前記分布ラマン増幅の利得帯域内であってWDM信号光の波長よりも長い波長若しくは短い波長が設定された参照光を発生する参照光源と、 前記参照光源から出力される参照光を前記WDM信号光と合波して前記光伝送路の一端に与える合波器と、 前記光伝送路の他端から出力される前記WDM信号光および前記参照光のパワーをモニタするモニタ部と、 前記モニタ部のモニタ結果に基づいて、前記WDM信号光についてのラマン利得および前記参照光ついてのラマン利得を求め、該各ラマン利得の差が一定に維持されるように前記ポンプ光発生部を制御する制御部と、を備え、 さらに、前記参照光の波長は、前記分布ラマン増幅の平均利得を変化させたときに前記WDM信号光の波長帯域内で発生するラマン利得の変動量に対して、前記参照光の波長で発生するラマン利得の変動量が1/5以下となる波長領域に設定されていることを特徴とする分布ラマン増幅装置。
IPC (6件):
H04B 10/16 ,  H04B 10/17 ,  H04J 14/00 ,  H04J 14/02 ,  H01S 3/30 ,  G02F 1/35
FI (4件):
H04B9/00 J ,  H04B9/00 E ,  H01S3/30 Z ,  G02F1/35 501
Fターム (35件):
2K002AA02 ,  2K002AB30 ,  2K002BA01 ,  2K002DA10 ,  2K002HA23 ,  5F172AG03 ,  5F172AM08 ,  5F172BB13 ,  5F172BB17 ,  5F172BB24 ,  5F172BB48 ,  5F172BB53 ,  5F172BB65 ,  5F172BB66 ,  5F172BB84 ,  5F172BB94 ,  5F172BB96 ,  5F172BB99 ,  5F172ZA02 ,  5F172ZZ11 ,  5K102AA55 ,  5K102AD01 ,  5K102MA03 ,  5K102MB06 ,  5K102MC15 ,  5K102MD01 ,  5K102MD03 ,  5K102MH04 ,  5K102MH13 ,  5K102MH22 ,  5K102PC11 ,  5K102PH14 ,  5K102PH48 ,  5K102PH49 ,  5K102RD28
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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