特許
J-GLOBAL ID:200903069004043052

廃水の浄化方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小原 二郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-359199
公開番号(公開出願番号):特開平10-192888
出願日: 1996年12月30日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 廃水中の有機物を簡単な構造の装置で微生物処理により完全に分解する方法および装置を提供する。【解決手段】 反応槽1内部の上方に設けられた流動相域Aおよび下方に設けられた固定相域Bと、これら両域の間での双方向の流れが可能となるように反応槽の内部を二分する仕切用の傾斜板2と、流動相域の底部に設けた被処理廃水の注液管3と、攪拌、循環およびDO値調節用の空気の送気管4と、流動相域の上部に設けた被処理廃水の排液管8と、流動相域中に被処理廃水の上昇域および下降域を形成するように垂直に設けた仕切板5,6と、流動相域中に流動可能に充填された微生物処理媒質としての多孔質の木質細片9と固定相中に固定して設けられた微生物処理媒質としての多孔質の木質細片9とを有する。流動相域中での好気性処理および固定相域中での嫌気性処理を組合せて廃水を直接放流可能な程度にまで完全に浄化処理できる。
請求項(抜粋):
同一反応槽中に設けた流動相域およびこの流動相域に隣接させてその下方に仕切傾斜板を介して連通可能に設けた固定相域に対して、被処理廃水を反応槽の底部より注入し、流動相域および固定相域中に存在する微生物処理媒質としての多孔質の木質細片に夫々接触させ、流動相域中では空気による攪拌を伴う実質的な好気性処理を固定相域中では実質的な嫌気性処理を施すことにより被処理廃水を前記流動相域および固定相域中を循環させながらDO値0.5ないし5の範囲の条件下で浄化処理し、処理後の水を反応槽の上部から取出すことを特徴とする被処理廃水の浄化方法。
IPC (2件):
C02F 3/30 ,  C02F 3/08 ZAB
FI (2件):
C02F 3/30 B ,  C02F 3/08 ZAB B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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