特許
J-GLOBAL ID:200903069007776530

コンタミの発生しない非接触ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-338380
公開番号(公開出願番号):特開2001-342986
出願日: 1999年10月21日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】回転部分を周壁と非接触にし、汚染が発生しないようにする。【解決手段】竪型ポンプの、ローターを非磁性電気良導体中空円筒とし、回転磁界発生装置により永久磁石を有するローターに回転力と電磁的反発力を発生させ、液膜による接触を抑制する。インペラーにバランスホール、裏羽根及び湾曲縁を設け、磁石装置内蔵のバランシング装置を取付けて、スラストを減ずる。ポンプ吐出口側のフィルターを通じて、スラリーのない液をキャン内に還流させ、損耗を防止する。また、ポンプの回転部分の取外しを簡単にして、清掃を容易とする。
請求項(抜粋):
下方吸い込み、側方吐出式の竪型ポンプに於いて径の異なる2ケの非磁性高電気抵抗の材質の中空円筒を用意し大径の円筒内に小径の円筒を挿入し、両者の間に数mmの隙間を持たせておく。以下大径の円筒を外キャン、小径の円筒を内キャンと記す。内外キャンの隙間の上端は閉鎖する。外キャンは下端解放で、下端周縁にフランヂを取り付ける。内キャンは上面解放、下面は底にて閉鎖する外キャンの外側に複数個の永久磁石をその内面に取付けた内筒(以下外磁石筒と記す)内キャン内に外磁石筒の磁石と異極で対応する磁石を配列された磁石筒(以下内磁石筒と記す)を配置し、両磁石筒は同一のモーターで駆動する。外キャンの外側に複数條の浅い溝を縦方向につけその外側をカバーしておく。この溝より内外キャンの隙間に通ずる孔に連結し、下端付近で吐出口より分岐した分岐管に連結する。分岐管の途中にフィルター及エャー抜き弁をつけておく。内外キャンの隙間で回転しうる円筒(以下ローターと記す)を配置する。ローターは非磁性電気良導体の中空円筒で上面解放、底を有する。この底は後述のバランシング装置のバランシングプレートとなり其の中央を貫通する中空パイプ(還流パイプ)にてインペラーと連結させる。インペラーをインペラーケーシング内に配置する。亦インペラーケーシングを外せば回転部分を取り出す事が出来るようにしておく。上記の構造のコンタミの発生しない非接触ポンプ。
FI (3件):
F04D 13/02 E ,  F04D 13/02 D ,  F04D 13/02 G
引用特許:
審査官引用 (1件)

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