特許
J-GLOBAL ID:200903069053559196

血圧監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-098639
公開番号(公開出願番号):特開平7-303614
出願日: 1994年05月12日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 生体に負担を強いることなく高い血圧監視精度が得られる血圧監視装置を提供する。【構成】 圧迫圧力制御手段54によりカフ10の圧迫圧力が平均血圧より低く設定された圧力値PCHへ変化させられたときには、前記面積形状比算出手段56により面積形状比RAREAが算出され、前記異常低下判定手段58により、上記面積形状比RAREAの変化に基づいて生体の血圧値異常低下が判定される。したがって、本実施例の血圧監視装置によれば、カフ10の圧力変化に伴う脈波の振幅の変化を表す包絡線Hの低圧側の変化率が血圧値の変化に応答して変化することを利用して血圧監視をするので、高い監視精度が得られるのである。また、カフ10の圧力を大気圧から所定の圧力値までの低圧領域で圧力変化させることにより上記変化率が得られるので、生体に負担を強いることがない。
請求項(抜粋):
生体の一部に巻回されたカフの圧迫圧力を変化させることにより該生体の血圧値を監視する血圧監視装置であって、前記カフの圧迫時において該カフに発生する脈波を検出する脈波検出手段と、前記カフの圧迫圧力を、所定の休止期間をおいて前記生体の平均血圧値よりも低い所定の圧力値まで繰り返し変化させる圧迫圧力制御手段と、該圧迫圧力制御手段によりカフの圧迫圧力が変化させられたとき、前記生体の平均血圧値よりも低い予め設定されたカフの圧力範囲内において前記脈波の振幅値を結ぶ包絡線と基線とにより囲まれた面積の面積形状比を算出する面積形状比算出手段と、該面積形状比算出手段により算出された面積形状比の変化に基づいて前記生体の血圧値異常低下を判定する異常低下判定手段とを、含むことを特徴とする血圧監視装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)

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