特許
J-GLOBAL ID:200903069054258424

スイッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 公久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-364605
公開番号(公開出願番号):特開2001-185017
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】温度変動に対する動作不安定性に関する問題を解消し、接続開閉動作の信頼性を高めることのできるスイッチ装置を提供する。【解決手段】キャビティ11、12によって画定される、気体材料21及び気化可能な液体材料22が含まれる2つの系を有し、それらの系の間の略中央位置に移動可能な導電材料23が配置される。キャビティ11、12の一方で液体材料22を加熱刺激により気化して内部圧力を変化させて導電材料23を移動させ、導電材料23を含む電気的回路パスを接続状態又は接続解除状態に変更可能とされる。液体材料22と気体材料21との境界面は非球面とされ、変形が容易である部分と容易でない部分とを有する。従って、加熱刺激のない状態では液体材料22と気体材料21との境界面を安定状態に維持する抑え力が生じ、温度変動に対する動作の確実性が保証される。
請求項(抜粋):
連通部分を介して互いに連通する一対のキャビティと、前記連通部分に設けられ、連通方向に移動可能とされる導電性部材と、前記一対のキャビティの各々に閉じ込められた絶縁性又は低い導電性の液体材料とから構成され、前記一対のキャビティのうち選択された一方のキャビティ内で前記液体材料の一部を加熱気化して前記一方のキャビティ内での圧力を高めて前記一対のキャビティ間に相対的圧力差を生ぜしめ、これにより前記導電性部材を移動させて該導電性部材を含む電気パスを接続状態又は接続解除状態とするスイッチ装置において、初期状態で前記一対のキャビティの両方に泡が形成され、該泡の表面の一部は前記一対のキャビティの内面の一部に略近接し、これにより前記泡はその体積が増加するとその表面張力による収縮力も増加するよう構成されることを特徴とするスイッチ装置。
IPC (3件):
H01H 61/00 ,  H01H 37/14 ,  H01H 37/36
FI (3件):
H01H 61/00 Z ,  H01H 37/14 ,  H01H 37/36
Fターム (7件):
5G041AA01 ,  5G041CB07 ,  5G041CB15 ,  5G041CB19 ,  5G041CD04 ,  5G041CE02 ,  5G041CE10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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