特許
J-GLOBAL ID:200903069130588609

空気圧式固着具打込機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-150215
公開番号(公開出願番号):特開平9-001475
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 空気消費量の少ない、しかもメインピストンの復帰力の高い空気圧式固着具打込機を提供する。【構成】 メインシリンダ9とハウジング3の下部との間にはリターンエアチャンバ25が形成されている。トリガ装置6を作動させると、メインシリンダを打込位置に移動させてメインピストン11を打込み動作させ、トリガ装置の作動の解除によって打込位置にあったメインシリンダを静止位置に移動させてメインピストン上面への加圧空気の供給を停止するとともにリターンエアチャンバから加圧空気をメインピストン下面へ供給してメインピストンを復帰させる。メインシリンダの内壁と外壁の間には、メインシリンダの上端部からリターンエアチャンバに延びる排気戻し通路42が形成され、排気戻し通路にはチェックバルブ43と切換バルブ45が設けられ、メインピストンの復帰のとき排気の一部がリターンエアチャンバに戻されている。
請求項(抜粋):
下方への打込み動作を行うメインピストンと、上方の静止位置と下方の打込位置との間を移動する可動のメインシリンダと、該メインシリンダを外側から覆うように設けられて内部に加圧空気を溜めるリザーバが形成されたハウジングと、該ハウジングに設けられ、メインシリンダが静止位置と打込位置との間を移動するように支持するシリンダガイドと、通常時にはメインシリンダを静止位置に位置させ、作動時にはメインシリンダを打込位置に位置させるようにメインシリンダ用圧力室に前記リザーバからの加圧空気を供給するトリガ装置とを備え、前記メインシリンダと前記ハウジングとの間には内部に加圧空気を溜めるリターンエアチャンバが形成されており、トリガ装置を作動させることによって静止位置にあったメインシリンダを打込位置に移動させてメインピストンの上面に前記リザーバからの加圧空気を供給して該ピストンを打込み動作させ、ピストン下面の空気を前記メインシリンダの下部穴から前記リターンエアチャンバに溜め、次に、トリガ装置の作動を解除することによって打込位置にあったメインシリンダを静止位置に移動させてメインピストン上面への加圧空気の供給を停止するとともに、メインピストンの下面に前記リターンエアチャンバから加圧空気を供給してメインピストンを復帰させる空気圧式固着具打込機において、前記メインシリンダの内壁と外壁の間には、メインシリンダの上端部から前記リターンエアチャンバに延びる排気戻し通路が形成されており、該排気戻し通路を介して、メインピストンが打込位置から静止位置へ復帰するときの排気の一部がリターンエアチャンバに戻されるようになっており、該排気戻し通路には、リターンエアチャンバからメインシリンダ上端部側への空気の逆流を阻止するチェックバルブが設けられており、メインピストンの復帰の際の該ピストン上面側の排出空気が前記リターンエアチャンバへ加わって該リターンエアチャンバからメインピストンの下面に供給されることを特徴とする空気圧式固着具打込機。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭40-003069
  • 空気圧式固定具打込機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-159916   出願人:兼松日産農林株式会社
  • 特公昭40-003069

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