特許
J-GLOBAL ID:200903069187039270

移動体の無接触給電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-013057
公開番号(公開出願番号):特開平7-227003
出願日: 1994年02月07日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】電源装置や無接触給電変圧器を小形にすると共に、負荷容量が増大しても給電線の太さや重量の増加の程度を緩和し、且つ無接触給電変圧器二次側機器を簡単化することで、負荷へ安定な電力を供給しつつ装置全体を小形・軽量・低価格化し、且つ耳障りな電磁騒音を低減することにある。【構成】給電線7に直列に直列コンデンサ21を挿入し、これの静電容量と回路インダクタンス5と交流電源20の周波数とで直列共振させることで、給電線7のリアクタンス分をキャンセルするから、電源が高い周波数でもリアクタンス電圧降下が無く、無接触給電変圧器も小形になる。交流電源を共振型インバータにし、電流形、又は方形波出力インバータにすれば無接触給電変圧器10の二次側に接続する直流-直流変換器14の構成は簡素化されるし、二次巻線を短絡するスイッチで、複数負荷の運転と停止を選択することも可能になる。更に電源の多相化で給電線7を細くする。給電線7と直列コンデンサ21の分割で共振時の端子電圧上昇を回避する。
請求項(抜粋):
一次巻線と二次巻線とが鉄心を介して磁気結合している変圧器の前記一次巻線と鉄心との相対位置を変えることができる構造の無接触給電変圧器と、交流電源と、この交流電源に接続して前記無接触給電変圧器の一次巻線となる給電線と、前記無接触給電変圧器の二次巻線に接続して前記鉄心と共に移動することができる負荷とでなる移動体の無接触給電装置において、前記交流電源としてその出力交流の周波数を変化させることができる可変周波数電源と、前記給電線に直列接続する直列コンデンサとを備え、この直列コンデンサのキャパシタンスと前記給電線のインダクタンスとで直列共振となる共振周波数付近の周波数で前記可変周波数電源を運転することを特徴とする移動体の無接触給電装置。
IPC (3件):
B60L 5/00 ,  B66C 13/12 ,  H02J 17/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 定電流給電方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-185743   出願人:株式会社ユー・アール・デイー
  • 移動体の無接触給電設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-010549   出願人:株式会社ダイフク
  • 特開平3-098432

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