特許
J-GLOBAL ID:200903069190032316

車両用乗員保護装置の作動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-242371
公開番号(公開出願番号):特開平9-058406
出願日: 1995年08月29日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 速い作動による乗員への影響を軽減させるとともに、距離センサ等が誤動作しても乗員保護を確実に行うことが可能な車両用乗員保護装置の作動装置の提供。【解決手段】 距離センサ1および車両が衝突したときに発生する衝撃加速度(G)に応じた電圧を出力する衝撃Gセンサ2からの各アナログ電圧出力は、A/D変換回路3および4を介して、それぞれデジタル信号に変換され、制御回路5に供給される。まず、A/D変換回路3からの、障害物との距離に応じた電圧値が処理されて、障害物と自車両とが衝突に至る時点およびその衝突時点の相対速度が予測され、所定の閾値より大きいときには、作動要求信号が作動回路6に出力され、出力されないで衝突が生じたときには、作動回路7に作動要求信号が出力される。作動要求信号が入力されると、作動回路6からは、ゆっくりと作動させる信号が出力され、作動回路7からは、速く作動させる信号が出力される。
請求項(抜粋):
障害物と自車両との相対距離を検出する相対距離検出手段と、該検出された相対距離に基づいて当該障害物と自車両との相対速度を算出する相対速度算出手段と、該算出された相対速度および前記検出された相対距離に応じて乗員保護装置を作動させるべき衝突に至るか否かを予測する衝突予測手段と、該予測手段による予測の結果、前記乗員保護装置を作動させるべきか否かを決定する作動時点決定手段と、衝突時の衝撃を検知する衝撃検知手段と、該検知された衝撃に基づいて前記乗員保護装置を作動すべきか否かを判断する作動判断手段とを備えた車両用乗員保護装置の作動装置において、前記乗員保護装置を所定の速度で作動させる第1の乗員保護装置作動手段と、該所定の速度より遅い速度で前記乗員保護装置を作動させる第2の乗員保護装置作動手段と、前記作動時点決定手段により前記乗員保護装置を作動させるべきと決定されたときには、前記第2の乗員保護装置作動手段に前記乗員保護装置の作動を要求し、前記作動判断手段により前記乗員保護装置を作動すべきことが判断されたときには、前記第1の乗員保護装置作動手段に前記乗員保護装置の作動を要求するように制御する制御手段とを有することを特徴とする車両用乗員保護装置の作動装置。
IPC (2件):
B60R 21/32 ,  G01P 15/00
FI (2件):
B60R 21/32 ,  G01P 15/00 D
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭48-015243
  • 乗員保護装置用可変膨張システム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-519020   出願人:オートモチブシステムズラボラトリー,インコーポレイテッド
審査官引用 (3件)
  • 特開昭48-015243
  • 乗員保護装置用可変膨張システム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-519020   出願人:オートモチブシステムズラボラトリー,インコーポレイテッド
  • 特開昭48-015243

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