特許
J-GLOBAL ID:200903069198364202
量子演算素子
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143212
公開番号(公開出願番号):特開平9-326485
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】消費電力が極めて低く高速処理が可能で、構造が単純であるために単純な製造プロセスにより製造が可能な量子演算素子を提供する。【解決手段】互いに電子または正孔のトンネリングが可能な間隔で順次配置された複数の演算用量子箱で構成される量子箱列を有し、演算用量子箱内に局在した状態のうちの最低エネルギー準位を占める電子または正孔の有無をビット情報とし、任意の段の演算用量子箱に局在した状態のうちの最低エネルギー準位が電子または正孔で満たされているときには、該飽和した演算用量子箱に隣接する演算用量子箱から該飽和した演算用量子箱に局在した状態のうち最低エネルギー準位へのトンネリングがパウリの排他律により禁止されることを用いて論理和、論理積またはそれらの複合演算を行う構成とする。入力、読み出し、消去は何れも光を照射することで行う。
請求項(抜粋):
互いに電子または正孔のトンネリングが可能な間隔で順次配置された複数の演算用量子箱から構成される量子箱列を有し、該演算用量子箱内に局在した状態のうちの最低エネルギー準位を占める電子または正孔の有無をビット情報とし、任意の段の演算用量子箱に局在した状態のうちの最低エネルギー準位が電子または正孔で満たされているときには、該最低エネルギー準位の満たされた演算用量子箱に隣接する演算用量子箱から該最低エネルギー準位の満たされた演算用量子箱に局在した状態のうち最低エネルギー準位へのトンネリングがパウリの排他律により禁止されることを用いて論理和、論理積またはそれらの複合演算を行うことを特徴とする量子演算素子。
IPC (4件):
H01L 29/06
, G02F 3/00 501
, H01L 29/66
, H01L 49/00
FI (4件):
H01L 29/06
, G02F 3/00 501
, H01L 29/66
, H01L 49/00 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
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量子演算素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-114141
出願人:ソニー株式会社
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量子演算素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-172618
出願人:ソニー株式会社
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