特許

J-GLOBAL ID：200903069218041464

地震時における構造物の変形方向判定方法及び変形方向判定装置

発明者： 那須 誠 ,  大場 恒彦
出願人/特許権者： 財団法人鉄道総合技術研究所 ,  日本物理探鑛株式会社
代理人 (1件)： 堀 城之
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-091368
公開番号（公開出願番号）：特開平10-267646
出願日： 1997年03月27日
公開日（公表日）： 1998年10月09日
要約：

【要約】【課題】 本発明は、地震時における構造物の変形方向を判定することができる変形方向判定方法及び変形方向判定装置を提供する。【解決手段】 変形方向判定装置Aは、2つのピックアップPU1,PU2(振動受信部)、アンプ10(増幅部)、演算処理部20、及びモニター30(描画部、表示部)とから概略構成されている。演算処理部20には、図2に示す如く軌跡算出部21、変換部22及び比較部23が設けられている。

請求項（抜粋）：

地震時における構造物の変形方向判定方法であって、前記構造物の側方の測点a,bの常時微動を測定し、これらの測定により得られた各時間領域の各データを、振動数領域データである前記測点aのスペクトルFaと前記測点bのスペクトルFbとに変換し、これら2つのスペクトルFa,Fbから、スペクトル比Fa/Fbを求め、該スペクトル比Fa/Fbを振動数との関係においてグラフ化し、当該グラフから、前記スペクトル比Fa/Fbが、1.0よりも大きい場合には前記構造物は前記測点a側に変形し、1.0よりも小さい場合には前記構造物は前記測点b側に変形すると判定し、1.0の時には変形しないと判定することを特徴とする、地震時における構造物の変形方向判定方法。

IPC (4件)：

G01B 21/32 ,  G01H 1/00 ,  G06F 17/50 ,  G06F 17/40

FI (5件)：

G01B 21/32 ,  G01H 1/00 E ,  G06F 15/60 612 G ,  G06F 15/60 680 B ,  G06F 15/74 330 A