特許
J-GLOBAL ID:200903069437819578
6角形状隔壁リブセル構造のPDP
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人共生国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-109465
公開番号(公開出願番号):特開2003-303550
出願日: 2002年04月11日
公開日(公表日): 2003年10月24日
要約:
【要約】【課題】 AC型PDPにおいて、隣接する上下セルの電荷移動をできるだけ抑制しながら、その上下セル間にある電極間の距離を短く設定して、発光効率を高めるPDPを提供するのがその目的である。【解決手段】 従来の一般的な背面パネルのストライプ形態の背面隔壁リブに対して、その背面隔壁リブの両側面から突出する隔壁リブを設けてその先端を接続して突起隔壁リブを備え、各セルを背面隔壁リブと突起隔壁リブを左右、上下で囲み、ほぼ6角形状のHEXAGON形態セル構造を形成し、左右に加えて上下セルの電荷移動を防止し、これにより非放電領域の面積を減少させて発光効率を向上させる構成のPDPとする。
請求項(抜粋):
水平方向に延びる第1の透明電極及びその上にバス電極線としてスキャン用第1金属電極を積層した第1の複合電極と、その第1の複合電極に並行する第2の透明電極及びその上にバス電極線として放電維持のサステン用第2の金属電極を積層した第2の複合電極とにより構成される複数の複合電極対が、その対の第1及び第2の透明電極間で所定の放電間隙長を離して対向配置され、その電極対の各中心位置を第1の所定ピッチ間隔で配列されるバス電極構成の前面パネルと、垂直方向に延びる複数のデータ用第3背面金属電極の中心位置が第2の所定ピッチ間隔で配置され、それぞれの電極間に背面隔壁リブを配設する電極構成の背面パネルとを放電ガス空間を挟んで対向させる封合によりセル群構造を形成させ、第1及び第3の電極により前記セルのアドレッシングを行い、第1及び第2の電極よりその選択されたセル群の放電を維持するようにしたAC型PDPにおいて、前記背面パネルの第2の所定ピッチで配置された背面隔壁リブ群は、その両側面から第1の所定ピッチ毎にそれぞれ左右双方向へ3角形状に突出する突起壁リブとそれら突起壁リブ先端が対向隣接する背面隔壁リブの、突起リブ先端に接続される突起隔壁リブによる構造に形成され、その各セルはそれぞれ水平方向は背面各壁リブにより、且つ垂直方向は突起隔壁リブによりほぼ6角形状隔壁リブで周囲を取巻くHEXAGON形態セル構造を備え、前記突起隔壁リブにより上下方向の電荷移動を抑制できるので、前記前面パネルにおける前記複合電極対は、その隣接する複合電極対との対間隙長を短く形成させ複合電極対の第1及び第2の金属電極の間隙巾Lと、背面隔壁間隙巾Wとの積であるセル対電領域Aと、第2の金属電極とそれに隣接するセルの第1の金属電極との間の間隙巾Mと背面隔壁間隙巾Wとの積であるセル間非放電領域Bとの比A/Bを増加させ発光効率を向上できることを特徴とする6角形状隔壁リブセル構造のPDP。
Fターム (10件):
5C040FA01
, 5C040FA04
, 5C040GB03
, 5C040GF03
, 5C040GF14
, 5C040JA17
, 5C040JA22
, 5C040LA12
, 5C040MA03
, 5C040MA22
引用特許: