特許
J-GLOBAL ID:200903069451472440

耐遅れ破壊特性の優れた高強度ボルトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-222563
公開番号(公開出願番号):特開平7-075847
出願日: 1993年09月07日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 成分を特定した圧延鋼材を用いた温間鍛造成形と焼戻し温度を調節することにより引張強度125kgf/mm2 以上を有し耐遅れ破壊特性の優れた高強度ボルトの製造方法の提供。【構成】 C,Si,Mn,P,S,Cr,Mo,Al,Nを特定した圧延鋼材、および本鋼材に特定量のV,Ti,Nb,Nの一種または二種を含有した圧延鋼材を200〜400°Cに加熱し、平均200mm/秒以上の加工温度でボルト成形し、その後の焼入れ・焼戻しを行う際に焼戻し温度を400°C以上にする。さらに400°C以上に加熱し鍛造する場合は、表面温度が100°C以下のパンチを用いるか、鋼材表面温度が100°C以下で表層から素材径の1/10での温度が250°C以上になるよう抜熱した後、平均200mm/秒以上の加工速度でボルト成形し、その後の焼入れ・焼戻しでの焼戻し温度を400°C以上にする。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.15〜0.50%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.1〜0.6%、P :0.015%以下、S :0.02%以下、Cr:0.1〜2.0%、Mo:0.2〜2.0%、Al:0.005〜0.05%、N :0.01%以下残部がFeおよび不可避的不純物よりなる圧延棒鋼または線材を、鍛造直前温度が400°C以上になるように均一加熱した直後、平均200mm/秒以上の加工速度で鍛造直前の表面温度が100°C以下のパンチを用いて所定のボルト形状に鍛造成形し、その後焼入れ・焼戻しを行うに際して焼戻し温度を400°C以上とすることを特徴とする耐遅れ破壊特性の優れた高強度ボルトの製造方法。
IPC (6件):
B21J 5/00 ,  C21D 1/25 ,  C21D 1/26 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/28 ,  B21K 1/46
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 遅れ破壊特性の優れたボルト用鋼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-339857   出願人:愛知製鋼株式会社
  • 遅れ破壊特性の優れたボルト用鋼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-339858   出願人:愛知製鋼株式会社
  • 特開平4-263047
全件表示

前のページに戻る