特許
J-GLOBAL ID:200903069460993127

気液溶解装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田邊 義博
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2005001268
公開番号(公開出願番号):WO2005-075365
出願日: 2005年01月28日
公開日(公表日): 2005年08月18日
要約:
貧酸素水域から取り込んだ水に酸素を含んだガスを溶解させて溶存酸素濃度を高め、再びその水域へ送り返す気液溶解装置である。これは、貧酸素水域から水を取り込むポンプ3と、酸素を含んだガスを供給する酸素供給部4と、下部に少なくとも一つの孔5bを有し上部にドーム状の天板5aを有する縦長筒状の気液溶解室5と、酸素供給部4からのガスとポンプ3からの水とを気液溶解室5の天板5a内壁に衝突するよう上向きに噴出させ、この勢いによってガスと水とを激しく攪拌させる先端内部が先細り形状のノズル2と、気液溶解室5と孔5bを介して連通し、気液溶解室5から孔5bを通って流出する気泡と水とを貯留しつつ分離する気液分離室6と、気泡と分離した水を貧酸素水域に送り返す送水口6bと、を備えている。
請求項(抜粋):
貧酸素水域から取り込んだ水に酸素を含んだガスを溶解させて溶存酸素濃度を高め、当該貧酸素水域へ溶存酸素濃度の高まった水を送り返す気液溶解装置であって、 前記貧酸素水域から処理すべき水を取り込む取水部と、 前記酸素を含んだガスを供給する供給部と、 下部に少なくとも一つの孔を有し上部に天板を有する有底の気液溶解室と、 前記供給部が供給するガスと前記取水部が供給する水とを前記天板内壁に衝突するよう上向きに噴出させ、ガスの気泡と水とで前記気液溶解室内を満たすと同時に、噴出させたガスと水との勢いによって気泡と水とを激しく攪拌させるノズルと、 前記気液溶解室の外部に配され、前記気液溶解室と前記孔を介して連通しており、前記気液溶解室から前記孔を通って流出する気泡と水とを貯留しつつ分離し、上部には分離した気泡を外部へ逃がすガス抜孔を有し、下部には気泡と分離した水を取り出す取出口を有する気液分離室と、 前記取出口から取り出される水を前記貧酸素水域に送り返す送水部と、 を有したことを特徴とする気液溶解装置。
IPC (3件):
C02F 7/00 ,  B01F 5/02 ,  C02F 3/20
FI (4件):
C02F7/00 ,  B01F5/02 A ,  C02F3/20 C ,  C02F3/20 Z
Fターム (7件):
4D029AA00 ,  4D029AB00 ,  4D029BB11 ,  4G035AA01 ,  4G035AB15 ,  4G035AC15 ,  4G035AE13
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 酸素吹込装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-356874   出願人:日本カーボン株式会社
  • 気体の溶解装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-349062   出願人:佐藤正之, 黒田正和, 三洋電機株式会社
  • 空気を水に溶解する装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-401344   出願人:福岡県, 株式会社理研, アイム電機工業株式会社
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