特許
J-GLOBAL ID:200903069509322665
誘導電動機の制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-020439
公開番号(公開出願番号):特開平10-225198
出願日: 1997年02月03日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 鉄心の磁気飽和などによる励磁インダクタンスMの変動および電動機の温度変化等による二次抵抗r2の変動の影響を受けず、常に精度良く所望の出力トルクを得る。【解決手段】 トルク指令値T*が所定値Trf以下の場合に(22)、トルク電流指令i1q*とトルク電流i1qとに基づき算出されるトルク同相電圧指令Gq・Δi1qに基づき(21)、励磁インダクタンスMを補正する(24)。またG・Δi1qに基づき、二次抵抗値r2を二次抵抗同定感度が高いときに同定した同定値で補正する(31)。この二次抵抗値r2と磁束密度指令φ*とトルク電流指令i1q*とに基づきすべり角周波数ωsを算出し(8)、更に角周波数指令ωを算出する。補正されたMおよび角周波数指令ωなどに基づき、磁束密度指令φ*、トルク指令T*を電動機に印加する励磁電流同相電圧指令e1d*及びトルク電流同相電圧指令e1q*に変換する(42)。
請求項(抜粋):
直流電流から変換された三相交流電流によって駆動される誘導電動機の制御装置であって、トルク指令と磁束密度指令の二相指令を前記電動機の1次電流を制御するための三相電圧指令に変換し、前記誘導電動機の三相の1次電流検出値をトルク電流検出値と励磁電流検出値の二相の検出値に変換し、フィードバック制御を行う誘導電動機の制御装置において、前記磁束密度指令と、励磁インダクタンス補正値とによって補正された励磁インダクタンスに基づき励磁電流指令値を算出する励磁電流指令発生手段と、前記励磁電流指令と前記励磁電流検出値に基づき励磁電流誤差を算出し、該励磁電流誤差に基づき、励磁電流と同相の励磁電流同相電圧指令を算出するd軸電圧指令算出手段と、前記トルク指令と前記磁束密度指令に基づきトルク電流指令を算出するトルク電流指令発生手段と、前記トルク電流指令と前記トルク電流検出値に基づきトルク電流誤差を算出し、該トルク電流誤差に基づき、トルク電流と同相のトルク電流同相電圧指令を算出するq軸電圧指令算出手段と、前記トルク電流指令又は前記トルク電流検出値と前記トルク電流同相電圧指令に基づき電動機の二次抵抗の補正値を算出し、前記トルク電流指令又はトルク電流検出値が予め定められた所定値以下である場合は、トルク電流指令又はトルク電流検出値が予め定められた所定値以上である場合に算出した二次抵抗の補正値を保持し出力する二次抵抗補正値算出手段と、前記トルク電流指令および前記磁束密度指令と、前記二次抵抗補正値によって補正された二次抵抗値とに基づきすべり角周波数を算出するすべり角周波数算出手段と、前記すべり角周波数と実際の電動機の回転角周波数に基づき角周波数指令を算出する角周波数指令算出手段と、前記励磁電流同相電圧指令および前記トルク電流同相電圧指令と、前記角周波数指令とに基づき電動機に印加する三相電圧指令を算出する三相電圧指令発生手段と、を有することを特徴とする誘導電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00
, H02P 5/41 302
FI (2件):
H02P 5/408 Z
, H02P 5/41 302 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
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誘導電動機の制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-092165
出願人:オークマ株式会社
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特開昭61-039888
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特開平3-135388
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