特許
J-GLOBAL ID:200903069548388053
吸着式冷凍装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-020961
公開番号(公開出願番号):特開平10-205912
出願日: 1997年01月20日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 蒸気管を切換える面倒な手続を廃し、構造の小型簡略化を達成する。【解決手段】 伝熱管4の周りに吸着剤を充填してなる第1の熱交換器2と、伝熱管12の周りを冷媒の流通路として構成する第2の熱交換器3とを一つのチャンバ1内に上下二段に配設し、再生工程として用いる場合は、第1の熱交換器2の伝熱管4に加熱源7から温水を、第2の熱交換器3の伝熱管12に冷却水源9から冷却水を供給し、第1の熱交換器2内の吸着剤から蒸発させた冷媒を第2の熱交換器3で液化して、チャンバ1の底部に液冷媒Rを蓄え、吸着工程として用いる場合は、第1の熱交換器2の伝熱管4に冷却水源9から冷却水を、第2の熱交換器3の伝熱管12に空調機14を循環する冷水を通し、チャンバ1の底部の液冷媒Rを蒸発させて第1の熱交換器2内の吸着剤に吸着させ、その時の蒸発潜熱で冷水を冷却する。また、必要に応じて、第1の熱交換器2の前段に同じ構造の第3の熱交換器を設置し、蒸気を多段に発生させてエネルギーの低減を図る。
請求項(抜粋):
伝熱管の周りに冷媒を吸着する吸着剤を充填してなる第1の熱交換器と、伝熱管の周りを冷媒の流通路として構成する第2の熱交換器とを一つのチャンバ内に上下二段に配設し、前記第1の熱交換器の伝熱管には、加熱源を含む加熱回路と冷却水源を含む冷却回路とを切換え可能に接続し、前記第2の熱交換器の伝熱管には、前記冷却回路と外部負荷を含む冷熱回路とを並列に接続し、かつ前記第1および第2の熱交換器の伝熱管に対する流体流通を制御する制御手段を設けたことを特徴とする吸着式冷凍装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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吸着式空気調和機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-290149
出願人:ダイキン工業株式会社
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特開昭63-046356
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